当ブログをご覧頂きまして誠にありがとうございます。
梅雨も真っただ中の東京、ここ一週間も降ったり止んだりのお天気でありました。
時折見せる青空、強い日差しに真夏の片鱗を感じて心がフワッと浮き立ちます。
あぁ・・・今年もまたあの暑い夏がやってきますね。
じめじめと蒸し暑い日々が続きますが、皆様はどうか身体の調子を崩さない様に。
さて、今回は子供用の小さな椅子の塗り直しの様子をご紹介します。
お預かりしましたのは、こちらの可愛らしい椅子であります。
大切にお使いになられていたのでしょう、現状はガタつきもなく綺麗な状態ではありましたが、よく見ると部分的に傷んでいる箇所を散見することが出来ました。
座面には比較的大きな傷や塗装が擦り切れている部分が見受けられました。
やはり背もたれ部分は傷みやすいものです。
今回のこの子供用の椅子はお孫さんへのプレゼント用に綺麗にされるということでした。
そう、つまり親子2代で同じ子供椅子をお使いになられるということです。
うーん、とても素敵ですね
新しいご家族さんのために、新品同様にしていきましょう。
よし作業を始めていきますか。
座面など、特に傷が多かった部分をエアサンダーという機械で研磨していきます。
細かい部分までしっかりと研磨。
傷が付いた木地を削り落として、表面を平滑にしていきます。
背もたれ部分も同様に傷を削り落とすようなイメージで研磨しました。
平滑で綺麗な木地の状態になりました
また、座面や背もたれ以外の部分も足付けの研磨をしておきます。
足付け研磨とは、素地を荒してこれから塗装する塗料の密着性を向上させる為に行います。
削った座面と背もたれ部分に木地着色をしていきます。
調色した着色剤(顔料系)を刷毛で塗布し、ウエス(布)で拭き取り、元の色合いに近づけていきます。
そして、椅子全体的に透明塗料を吹き付け塗装します。
数回に分けて塗り重ねていきます。
今回は木地着色した部分のみ下塗り(ウッドシーラー)を塗装。
乾燥後、3回に分けて全体的に中塗り(サンディングシーラー)を塗装していきました。
ちなみに塗料は耐久性が高い2液型ポリウレタン塗料を使用しています。
しっかりと中塗りを乾燥させた後、仕上げ前の研磨を行っていきます。
細かい部分もきっちりと研磨。
研ぎ忘れがないようにします
よし仕上げていきましょう
色調整(カラーリング)を行いながら仕上げ用の透明クリヤーを塗装していきます。
↑色調整前
↓色調整後
薄かった座面と背もたれの色が濃くなったでしょ。
違和感がなくなりました
色調整(カラーリング)では、調色した着色剤(染料系)を表面に吹き付けて着色を行います。
座面や背もたれ以外の部分にも色調整を行います。
退色した部分や擦り切れた部分などに補色をし、あるいは筆で色を差して傷などを目立たなくしていきます。
そして・・・
作業が終了しました
↑施工前
↓施工後
新品同様になったでしょ
↑施工前
↓施工後
背もたれの部分もこのとおりです。
↑施工前
↓施工後
あまり目立たない脚の部分だって手を抜きません
今回もお客様には大変喜んで頂けたようで良かったです
この度は弊社へ塗り直しをご依頼いただき、誠にありがとうございました。
・
・
・
最後までお読み頂きましてありがとうございました。
ここまでご覧頂いた方にさらにお知らせがあります。
【弊社での塗り直しをご検討されるエンドユーザー様へ】
弊社ではよりご満足して頂ける、気遣いの行き届いた塗り直しをご提供させて頂く為に、日正産業株式会社様と業務提携をさせて頂いております。
出張見積や家具の引き取り・施工後の納品などは日正産業株式会社様が担当。
塗り直しの実作業はニシザキ工芸が自社木工塗装専門工場で行います。
家具のお引き取りから納品まで。
日正産業株式会社様を窓口とする一貫した快適なサービスをご希望される方は下記へお問い合わせください。
●インテリアドクター・日正産業株式会社様ホームページ
http://nissei-sangyo.co.jp/interior_doctor/
私たち塗装部は木工塗装を得意とする職人集団ですが、実務をこなしながらになる営業的な仕事は正直得意ではありませんし、家具運搬等の業務は行っておりません。
それらの点を補い、実作業の面はもとより一貫してより質の高い塗り直しをご提供させて頂く為の業務提携となっております。
どうぞ宜しくお願い致します。
●ニシザキ工芸株式会社塗装部HP
https://tosou.nishizaki.co.jp/
●特注家具・ニシザキ工芸株式会社HP
https://www.nishizaki.co.jp/
梅雨も真っただ中の東京、ここ一週間も降ったり止んだりのお天気でありました。
時折見せる青空、強い日差しに真夏の片鱗を感じて心がフワッと浮き立ちます。
あぁ・・・今年もまたあの暑い夏がやってきますね。
じめじめと蒸し暑い日々が続きますが、皆様はどうか身体の調子を崩さない様に。
さて、今回は子供用の小さな椅子の塗り直しの様子をご紹介します。
お預かりしましたのは、こちらの可愛らしい椅子であります。
大切にお使いになられていたのでしょう、現状はガタつきもなく綺麗な状態ではありましたが、よく見ると部分的に傷んでいる箇所を散見することが出来ました。
座面には比較的大きな傷や塗装が擦り切れている部分が見受けられました。
やはり背もたれ部分は傷みやすいものです。
今回のこの子供用の椅子はお孫さんへのプレゼント用に綺麗にされるということでした。
そう、つまり親子2代で同じ子供椅子をお使いになられるということです。
うーん、とても素敵ですね
新しいご家族さんのために、新品同様にしていきましょう。
よし作業を始めていきますか。
座面など、特に傷が多かった部分をエアサンダーという機械で研磨していきます。
細かい部分までしっかりと研磨。
傷が付いた木地を削り落として、表面を平滑にしていきます。
背もたれ部分も同様に傷を削り落とすようなイメージで研磨しました。
平滑で綺麗な木地の状態になりました
また、座面や背もたれ以外の部分も足付けの研磨をしておきます。
足付け研磨とは、素地を荒してこれから塗装する塗料の密着性を向上させる為に行います。
削った座面と背もたれ部分に木地着色をしていきます。
調色した着色剤(顔料系)を刷毛で塗布し、ウエス(布)で拭き取り、元の色合いに近づけていきます。
そして、椅子全体的に透明塗料を吹き付け塗装します。
数回に分けて塗り重ねていきます。
今回は木地着色した部分のみ下塗り(ウッドシーラー)を塗装。
乾燥後、3回に分けて全体的に中塗り(サンディングシーラー)を塗装していきました。
ちなみに塗料は耐久性が高い2液型ポリウレタン塗料を使用しています。
しっかりと中塗りを乾燥させた後、仕上げ前の研磨を行っていきます。
細かい部分もきっちりと研磨。
研ぎ忘れがないようにします
よし仕上げていきましょう
色調整(カラーリング)を行いながら仕上げ用の透明クリヤーを塗装していきます。
↑色調整前
↓色調整後
薄かった座面と背もたれの色が濃くなったでしょ。
違和感がなくなりました
色調整(カラーリング)では、調色した着色剤(染料系)を表面に吹き付けて着色を行います。
座面や背もたれ以外の部分にも色調整を行います。
退色した部分や擦り切れた部分などに補色をし、あるいは筆で色を差して傷などを目立たなくしていきます。
そして・・・
作業が終了しました
↑施工前
↓施工後
新品同様になったでしょ
↑施工前
↓施工後
背もたれの部分もこのとおりです。
↑施工前
↓施工後
あまり目立たない脚の部分だって手を抜きません
今回もお客様には大変喜んで頂けたようで良かったです
この度は弊社へ塗り直しをご依頼いただき、誠にありがとうございました。
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最後までお読み頂きましてありがとうございました。
ここまでご覧頂いた方にさらにお知らせがあります。
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弊社ではよりご満足して頂ける、気遣いの行き届いた塗り直しをご提供させて頂く為に、日正産業株式会社様と業務提携をさせて頂いております。
出張見積や家具の引き取り・施工後の納品などは日正産業株式会社様が担当。
塗り直しの実作業はニシザキ工芸が自社木工塗装専門工場で行います。
家具のお引き取りから納品まで。
日正産業株式会社様を窓口とする一貫した快適なサービスをご希望される方は下記へお問い合わせください。
●インテリアドクター・日正産業株式会社様ホームページ
http://nissei-sangyo.co.jp/interior_doctor/
私たち塗装部は木工塗装を得意とする職人集団ですが、実務をこなしながらになる営業的な仕事は正直得意ではありませんし、家具運搬等の業務は行っておりません。
それらの点を補い、実作業の面はもとより一貫してより質の高い塗り直しをご提供させて頂く為の業務提携となっております。
どうぞ宜しくお願い致します。
●ニシザキ工芸株式会社塗装部HP
https://tosou.nishizaki.co.jp/
●特注家具・ニシザキ工芸株式会社HP
https://www.nishizaki.co.jp/
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