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さて、今回から前編と後編の2回に分けて「建設キャリアアップシステム」についてご紹介します。
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ところで、建設キャリアアップシステムとは何ぞや

建設キャリアアップシステムConstruction Career Up System)とは、国(国土交通省)が推進する、建設業に関わる技能者の資格社会保険加入状況現場の就業履歴などを登録・蓄積し、技能者の適正な評価や建設事業者の業務負担軽減に役立てる仕組みのことです。

このシステムは、一般財団法人建設業振興基金が運営主体となり、2019年4月より本格運用が開始されていると言われていますが・・・少々煩雑な登録の手続きもあって、思いのほか普及が進んでいないのが現状のようです。
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【参考記事】
施工の神様/建設キャリアアップは“失敗”だったのか?早すぎた値上げと今後の展望
https://sekokan-navi.jp/magazine/47169
うーん、保守的だった建設業界にもようやくIT化の波がやってきたということですかね。

しかしながら国が推進しているシステムだけあって、いずれにしても建設業に従事する者(特に建設現場等に従事する者)は登録の義務化に向かう流れのようです。

そう、このシステムの事、私は最近知りまして。
私は建設現場で働く機会はあまりないとは言え、一応建設業に携わる人間ですし、とりあえず登録にチャレンジしてみようかと思い、申請手続きをしてみました。
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登録申請には「事業者登録」と「技能者登録」の2種類がありました。
手順としては事業者登録を済ませてから、その事業所の従業員として個々の技能者登録をする、という2段階の申請でした。

本システムに登録を行わないときに考えられるデメリットも気になるところ。
将来的には以下のようになる可能性があるようです。
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【事業所の場合】
・ゼネコンさんやハウスメーカーさんの現場への入場が出来なくなる。
・建設業許可の更新や新規取得が出来なくなる。
・建設キャリアアップシステムは、事業所評価も行うもので、登録していない場合は適正な業者とみなされず、業者間の競争に勝てないことも。

【技能者の場合】
・未登録の場合は、ゼネコンさん等の現場への入場が出来なくなる。
・建設技能者として見られない(自称建設業的な)。
・能力や経験に見合った賃金がもらえないことも考えられます。
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さぁ、どうやって登録するのか申請方法は2種類あります。

【インターネットで申請する】
建設キャリアアップシステムのホームーページから申請が出来ます。
●ホーム|建設キャリアアップシステム https://www.ccus.jp/
建設キャリアアップ(CCUS)専用ホームページにアクセスし、インターネット申請ガイダンスの項目をご覧頂ければと思います。
添付する必要書類(証明書等)を電子化する手間がありますが、出来る方はこちらでやってみましょう。

【認定登録機関で申請する】
国から認定された登録機関に直接申請書を提出する方法です。
こちらの場合もCCUS専用ホームページにアクセスし、申請関係資料をダウンロードして頂けたらと思います。
●認定登録機関一覧表はこちら(PDFファイル)
私が所属している神奈川土建一般労働組合さんが認定登録機関のひとつでしたので、こちらの方法で申請をしました。
神奈川土建一般労働組合さんでは事前の勉強会なども開催しており、そちらにも出席。
やはり実際に出向いて申請した方が色々とアドバイスを頂けると思います。
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その勉強会に出席し、申請書の記入方法や事前に準備する書類などを教えて頂いていたので、ちゃんと申請書を提出する事が出来ました
こちらの専用の登録申請用紙は認定登録機関より配布されます。

事業者登録申請に必要な書類の枚数は法人と個人の場合で異なりますが、基本的に事業者証明関係の書類と社会保険等加入証明関係の書類の2種類となります。
詳しくは、CCUS専用ホームページにアップロードされている「事業者情報登録申請書の手引き」をご覧頂けたらと思います。

ものすごく煩雑なのかとおもいきや・・・思いのほか簡単に出来ましたよ。
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そして後日、メールとはがきにて事業者情報登録完了のお知らせが届きました。
ちなみに事業者登録は一人親方(個人事業主)として登録しました。
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メールにはログインIDと仮パスワードが記載されていて、それを用いてCCUSの専用ホームページから事業者マイページにアクセスっ
パソコンやスマホなどの端末からいつでも事業所データーや現場従業員の就業履歴などを参照することが出来るようになります。

こうして「事業者ID」とやらをゲットようやくこの事業者に所属する技能者として、私自身のプロファイルを登録することが出来るようになりました。
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気になる事業者の登録料(5年ごと)ですが、法人の場合は資本金の額によって6,000円~2,400,000円と幅があるようです。個人事業主の場合は6,000円が掛りますが、一人親方の場合は無料となっています。
その他に、管理者ID利用料(毎年)や現場利用料などが掛かるようです。

ということで、今回はここまで。
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次回後編では、技能者登録の様子や取得したCCUSカードについてレポートしていきたいと思います。


最後までお読み頂きまして誠にありがとうございました。
それでは次回もお楽しみに


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