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さて今回も引き続き、建設キャリアアップシステムについてご紹介していきたいと思います。
建設キャリアアップシステムについての詳細は前回の投稿(前編)をご覧ください。



本システムは「事業者登録」をした事業所に所属する従業員という形で、個人の「技能者登録」を行わなければなりません。つまり「事業者登録」ありきの「技能者登録」というわけです。
前編では一人親方として事業者登録を済ませ、事業者IDを取得するところまでレポートしました。
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後編では、技能者登録の方を行ってまいりましょう。
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こちらが認定登録機関より配布された技能者登録用の申請用紙です。
ちなみに技能者登録には登録料4,900円(詳細型登録料)が掛りました。
うーん、結構しますね
登録料は前払いで、申請用紙に添付されている振込用紙(コンビニでも支払可)で支払います。
申請用紙の表紙には、その振込受領書(領収書)を貼りつけるところがあります。

先日参加した勉強会で教えて頂いたとおりに申請書を記入していきます。
技能者登録申請書には、前回で取得した「事業者ID」を記入する欄がありました。
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申請書の記入にはこちらのコード表を使います。
自分の技能職種や取得している資格などはコード番号で記入していきます。
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技能者登録とは、その技能者の身分とスキル(保有している国家資格など)を証明するものです。
私の場合、木工塗装と建築塗装の技能士資格の他にいくつかの資格を持っていたので、それらを申請しました。

建設キャリアアップシステムには独自の能力評価基準があり、職種ごとに評価基準が異なります。
主に技能者のキャリア(経験年数)と保有する資格によってレベル1からレベル4まで段階が定められており、業種ごとにレベル別の賃金目安も設定されているそうです。
そう、この辺りが「キャリアアップ」たる所以でしょう。
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写真は建設塗装における評価基準を示した表です。
私の場合は・・・2級建築塗装作業技能士とその他にいくつか資格を保持しているので、レベル2(ブルー)ということになります。
レベル3(シルバー)にキャリアアップするためには、「1級建築塗装作業技能士」と「職長・安全衛生責任者教育」という資格が必要であること。
さらにレベル4(ゴールド)にキャリアアップするためには、「登録建設塗装基幹技能者」か「その他管理技士系の資格」または「国土交通大臣顕彰」か「現代の名工」などの表彰が必要であることが記載されています。

レベル4の要件の「現代の名工」って・・・ムリデショ・・・
その他の資格だって簡単には取得は出来る訳ありません。
流石にハードルは高めに設定されていますね。

技能者登録申請書に添付する書類は、本人確認の書類(マイナンバーカード等の写し)や加入社会保険等の証明書類(健康保険や年金や労災保険の証明書の写し)、保有資格等の証明書類(免状や技能者講習修了証等の写し)など、いくつか用意しなければなりませんでした。
詳しくは、CCUS専用ホームページにアップロードされている「技能者情報登録申請書の手引き」をご覧頂けたらと思います。

そんなこんなで、無事に技能者登録の申請書を提出することが出来ました
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そして後日、メールと封書にて登録手続き完了のお知らせが届きました
こちらには「技能者ID」と「初期パスワード」が記載されています。
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その「技能者ID」と「初期パスワード」をCCUSの専用ホームページのログイン画面に入力。
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すると私自身(技能者)のマイページにアクセスする事が出来ました
こちらのページでは本人に関する情報、就業履歴や就業している現場一覧などを閲覧することが出来ます。カード再発行などの手続きもこちらから行えるようです。
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もし後日、自分が保有する資格などが増えた場合、こちらのページでプロファイル更新も行えるようです。
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一緒に郵送されてきたCCUSカード、こちらが建設現場への入場証となるものです。
各建設現場への入退場の際、出入口に設置されているカードリーダーにこのカードを「ピッ」とかざすと、その技能者の就業記録(いわゆる出面)がCCUSのデーターベースに記録・蓄積され、そのデーターがそのまま技能者のキャリアの証明となります。
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その記録は技能者が所属する事業所を運営する事業者のマイページからでも閲覧する事が出来る仕組みです。
複数人の登録技能者が所属する事業所の場合は、それぞれの技能者がどの現場にどのくらいの期間で入っているのか、事業者のマイページで一目瞭然になるのでしょう。

そうそう
このシステムでは経験年数と保持する資格によって技能者それぞれのレベルが決まりますよね。
記録・蓄積された現場での就業履歴がそのままキャリア(経験年数)となりますが、現在は特例として保持する各種資格の取得日から経験年数をみることになっています。
つい最近CCUSに登録したとしても、30年前に取得した技能士などの資格とそれを証明する書類さえあれば、キャリア30年となるわけです。
しかし、その「資格取得日で経験日数をみる特例」は2024年3月までとの事。
つまり、2024年3月までに本システムに登録しレベルを上げておかないと、それ以降はレベルを上げるのが難しくなるそうなのです。

と言うことで、建設キャリアアップシステム(CCUS)への登録をお考えの方は、早めに申請されることをおすすめします。

実際、このシステムに登録しなければ今後本当に業界でやっていけなくなるのか
その辺の事は分かりませんが・・・建設業界に関わる方なのであれば、登録しておいても良いかもしれませんね。


最後までお読み頂きまして誠にありがとうございました。
それでは次回もお楽しみに


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