当ブログをご覧頂きまして誠にありがとうございます。
以前、傷ついた4種類のテーブルの天板を綺麗に塗り直す様子を一挙にご紹介した“まとめてテーブル天板の塗り直し”という記事を投稿しましたが、今回のブログはその第2弾です。
おかげさまで家具の塗り直しのご依頼の方も数多く頂いておりまして。
家具の中でもお預かりすることが多いのが、ご使用される頻度が高いテーブルです。
その天板部分は特に傷みやすいものです。
弊社塗装部では、多い月ですと数十台単位で塗り直しさせて頂くこともあり、年間を通すとかなりの数のテーブルをお預かりしております。
その全てをご紹介することは出来ませんが、これまで記事にすることができなかった分の作業の様子を幾つかまとめてお見せいたします。
基本的にお預かりするテーブルは、高級な木材が使われていたり、長年のご使用に耐えうる様にしっかりと作られたものが多いです。
やはり塗り直しにはそれなりの費用が掛かりますから、必然的に塗り直しのご依頼をされる家具はそれに見合う価値があったり、思い入れのあるものになりますよね。
家具も長年ご使用されることにより愛着も沸いてくるものです。
こちらのテーブルの天板は高級材であるマホガニーの無垢材が使われています。
10年、20年と一緒に過ごしていくうちに傷だって付きます。
良い品物は日常的に使っていくことで生活を豊かにしてくれるものです。
その経年変化だって味わいだと思います。
しかし、味わいだと言っても・・・それには限度ってものがありますよね。
やはり綺麗な方が気持ちいいですから。
また、こういった傷をそのままにしておくことで急激に家具の劣化が進んでしまいます。
塗装が剥がれてしまった部分などから水分や汚れが入り、それが木地に染みこんでしまうからです。
塗り直しを行うことで、お気に入りの家具を次の10年、20年へ。
普段から大切に扱って頂くことはもちろんですが、定期的にメンテナンスして頂くことが家具を長持ちさせることに繋がります。
弊社では、先ずは傷んだ塗装を除去する工程を行うことが多いです。
こちらの写真はサンダーという機械を使って削り落としている様子です。
こういった飾り面縁の部分は手を使って優しく削り落としていきます。
限界まで使い込まれたテーブルの天板は、こういった風に木地の状態に戻してから再塗装をすることにより新品同様に綺麗になります。
木地に着色剤を塗布。
ウエス(布)で余分な着色剤を拭き取ります。
木地に着色をすることにより、木目が際立ってきます。
下塗り、中塗りを塗布。
吹き付け塗装をしているのは2液型のポリウレタン樹脂塗料です。
そして最後にカラーリング(色調整)を行い、仕上げていきます。
弊社で行っているテーブルの天板の塗り直し作業のおおまかな流れとしてはこの様な感じなっております。
ということで、上記のものと同様の作業工程を経て綺麗になった“各種テーブルの天板”をご紹介します。
【オーク(なら)無垢材のテーブル天板】
↑施工前
↓施工後
綺麗になったでしょ?
元の色合いを再現しています。
【オーク(なら)集成材のテーブル天板】
↑施工前
↓施工後
よしっいいね
綺麗になりました。
↑施工前
↓施工後
退色や表面の傷により白っぽくなっていた天板でしたが、色艶が蘇りました。
【パイン(米松)無垢材のテーブル天板】
↑施工前
↓施工後
うん、綺麗になりました
表面の傷が消えたことにより、引き締まった印象になりました。
作業を行う前に、現状の色合いを色見本帳で拾っています。
写真右側の見本帳の中の“シルキーウッド”という色が近似色でした。
シルキーウッドの色に合わせて仕上げることにより、元の雰囲気を再現。
↑施工前
↓施工後
クローズアップの写真です。
エッジの部分もシャープになったでしょ?
【半月型のテーブル天板(材種は不明)】
↑施工前
↓施工後
こちらは変わった形の天板でした。
↑施工前
↓施工後
塗装が擦り切れた部分から汚れが入り込み、所々黒っぽくなっていましたが、綺麗に蘇りました
これら全ての塗り直しにはサンユーペイント株式会社様のセラウッドという高耐久性の塗料を使用しています。
●セラウッド|製品情報|サンユーペイント株式会社
http://www.sanyu-paint.co.jp/product/sp_cerawood
塗膜硬度が高く、キズが付きにくいのが特徴の2液型ポリウレタン樹脂塗料です。
弊社では、天板などの耐久性が求められる箇所にはセラウッドを使用しています。
・
・
・
最後までお読み頂きましてありがとうございました。
ここまでご覧頂いた方にさらにお知らせがあります。
【弊社での塗り直しをご検討される“個人のお客様”へ】
弊社ではよりご満足して頂ける、気遣いの行き届いた塗り直しをご提供させて頂く為に、日正産業株式会社様と業務提携をさせて頂いております。
出張見積や家具の引き取り・施工後の納品などは日正産業株式会社様が担当。
塗り直しの実作業はニシザキ工芸が自社木工塗装専門工場で行います。
家具のお引き取りから納品まで。
日正産業株式会社様を窓口とする一貫した快適なサービスをご希望される方は下記へお問い合わせください。
●インテリアドクター・日正産業株式会社様ホームページ
http://nissei-sangyo.co.jp/interior_doctor/
私たち塗装部は木工塗装を得意とする職人集団ですが、実務をこなしながらになる営業的な仕事は正直得意ではありませんし、家具運搬等の業務は行っておりません。
それらの点を補い、実作業の面はもとより一貫してより質の高い塗り直しをご提供させて頂く為の業務提携となっております。
どうぞ宜しくお願い致します。
●ニシザキ工芸株式会社塗装部HP
https://tosou.nishizaki.co.jp/
●特注家具・ニシザキ工芸株式会社HP
https://www.nishizaki.co.jp/
以前、傷ついた4種類のテーブルの天板を綺麗に塗り直す様子を一挙にご紹介した“まとめてテーブル天板の塗り直し”という記事を投稿しましたが、今回のブログはその第2弾です。
おかげさまで家具の塗り直しのご依頼の方も数多く頂いておりまして。
家具の中でもお預かりすることが多いのが、ご使用される頻度が高いテーブルです。
その天板部分は特に傷みやすいものです。
弊社塗装部では、多い月ですと数十台単位で塗り直しさせて頂くこともあり、年間を通すとかなりの数のテーブルをお預かりしております。
その全てをご紹介することは出来ませんが、これまで記事にすることができなかった分の作業の様子を幾つかまとめてお見せいたします。
基本的にお預かりするテーブルは、高級な木材が使われていたり、長年のご使用に耐えうる様にしっかりと作られたものが多いです。
やはり塗り直しにはそれなりの費用が掛かりますから、必然的に塗り直しのご依頼をされる家具はそれに見合う価値があったり、思い入れのあるものになりますよね。
家具も長年ご使用されることにより愛着も沸いてくるものです。
こちらのテーブルの天板は高級材であるマホガニーの無垢材が使われています。
10年、20年と一緒に過ごしていくうちに傷だって付きます。
良い品物は日常的に使っていくことで生活を豊かにしてくれるものです。
その経年変化だって味わいだと思います。
しかし、味わいだと言っても・・・それには限度ってものがありますよね。
やはり綺麗な方が気持ちいいですから。
また、こういった傷をそのままにしておくことで急激に家具の劣化が進んでしまいます。
塗装が剥がれてしまった部分などから水分や汚れが入り、それが木地に染みこんでしまうからです。
塗り直しを行うことで、お気に入りの家具を次の10年、20年へ。
普段から大切に扱って頂くことはもちろんですが、定期的にメンテナンスして頂くことが家具を長持ちさせることに繋がります。
弊社では、先ずは傷んだ塗装を除去する工程を行うことが多いです。
こちらの写真はサンダーという機械を使って削り落としている様子です。
こういった飾り面縁の部分は手を使って優しく削り落としていきます。
限界まで使い込まれたテーブルの天板は、こういった風に木地の状態に戻してから再塗装をすることにより新品同様に綺麗になります。
木地に着色剤を塗布。
ウエス(布)で余分な着色剤を拭き取ります。
木地に着色をすることにより、木目が際立ってきます。
下塗り、中塗りを塗布。
吹き付け塗装をしているのは2液型のポリウレタン樹脂塗料です。
そして最後にカラーリング(色調整)を行い、仕上げていきます。
弊社で行っているテーブルの天板の塗り直し作業のおおまかな流れとしてはこの様な感じなっております。
ということで、上記のものと同様の作業工程を経て綺麗になった“各種テーブルの天板”をご紹介します。
【オーク(なら)無垢材のテーブル天板】
↑施工前
↓施工後
綺麗になったでしょ?
元の色合いを再現しています。
【オーク(なら)集成材のテーブル天板】
↑施工前
↓施工後
よしっいいね
綺麗になりました。
↑施工前
↓施工後
退色や表面の傷により白っぽくなっていた天板でしたが、色艶が蘇りました。
【パイン(米松)無垢材のテーブル天板】
↑施工前
↓施工後
うん、綺麗になりました
表面の傷が消えたことにより、引き締まった印象になりました。
作業を行う前に、現状の色合いを色見本帳で拾っています。
写真右側の見本帳の中の“シルキーウッド”という色が近似色でした。
シルキーウッドの色に合わせて仕上げることにより、元の雰囲気を再現。
↑施工前
↓施工後
クローズアップの写真です。
エッジの部分もシャープになったでしょ?
【半月型のテーブル天板(材種は不明)】
↑施工前
↓施工後
こちらは変わった形の天板でした。
↑施工前
↓施工後
塗装が擦り切れた部分から汚れが入り込み、所々黒っぽくなっていましたが、綺麗に蘇りました
これら全ての塗り直しにはサンユーペイント株式会社様のセラウッドという高耐久性の塗料を使用しています。
●セラウッド|製品情報|サンユーペイント株式会社
http://www.sanyu-paint.co.jp/product/sp_cerawood
塗膜硬度が高く、キズが付きにくいのが特徴の2液型ポリウレタン樹脂塗料です。
弊社では、天板などの耐久性が求められる箇所にはセラウッドを使用しています。
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最後までお読み頂きましてありがとうございました。
ここまでご覧頂いた方にさらにお知らせがあります。
【弊社での塗り直しをご検討される“個人のお客様”へ】
弊社ではよりご満足して頂ける、気遣いの行き届いた塗り直しをご提供させて頂く為に、日正産業株式会社様と業務提携をさせて頂いております。
出張見積や家具の引き取り・施工後の納品などは日正産業株式会社様が担当。
塗り直しの実作業はニシザキ工芸が自社木工塗装専門工場で行います。
家具のお引き取りから納品まで。
日正産業株式会社様を窓口とする一貫した快適なサービスをご希望される方は下記へお問い合わせください。
●インテリアドクター・日正産業株式会社様ホームページ
http://nissei-sangyo.co.jp/interior_doctor/
私たち塗装部は木工塗装を得意とする職人集団ですが、実務をこなしながらになる営業的な仕事は正直得意ではありませんし、家具運搬等の業務は行っておりません。
それらの点を補い、実作業の面はもとより一貫してより質の高い塗り直しをご提供させて頂く為の業務提携となっております。
どうぞ宜しくお願い致します。
●ニシザキ工芸株式会社塗装部HP
https://tosou.nishizaki.co.jp/
●特注家具・ニシザキ工芸株式会社HP
https://www.nishizaki.co.jp/
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