当ブログをご覧頂きまして誠にありがとうございます。
塗装部の小池です。
蒸し暑い日々がつづきますね。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。

梅雨の晴れ間には、真夏の厳しい太陽が顔を覗かせる東京。
夏がやってきた感が半端ない、梅雨明けはもうすぐでしょう。
天気予報によると、今年の夏は平年より暑くなり、残暑も厳しくなるそう。
つまり、“酷暑“が予想されるとのことだ。
去年の夏だって相当暑かったが、それ以上だったらと思うと少々ツライ
春夏秋冬の中、開放的な“夏”が一等好きな私なのですが、それにしても限界があるというもの。
ひと昔の夏とは暑さの質がちょっと違いませんか
昨今の異常気象がそれを物語っていますよね。
そんな折、ついに会社から私達スタッフに“空調服”が支給されました
ヤッター

皆様は“空調服”をご存じでしょうか?
【空調服とは?】
ここ数年で、一気に普及した感のある空調服。
きっとご存じの方も多いはず。
建築現場の職人さんの間では夏の必須アイテムです。
とあるゼネコンさんの建築現場では、夏場は空調服の着用を義務づけられているとか。
最近では、釣りやキャンプ、ウォーキングなどのアウトドアを楽しむ方々にも愛用されているようです。

弊社で採用したのは、ベスト(袖なし)タイプのもの。
半袖タイプや、上半身全てに風が行き渡る長袖タイプ、重防熱仕様のフード付きと様々なタイプのものがあるようですが、動きやすさを重視しました。
腰の部分に開いている2つの穴は、中に空気を送り込む為の電動ファンを取り付ける為のものです。

付属の電動ファンはこちら。
空調服のパイオニアである“株式会社空調服”製のスターターキットです。
「薄型・軽量でありながら、大風量・高効率・高寿命を備えるファンと、瞬間冷却を可能にする“ターボモード”を搭載したバッテリーのセット」だそうです。
あの有名作業服ブランドの“寅壱(とらいち)”とのコラボモデル
イイネ

支給されたベストの左胸あたりには、弊社の社名(ニシザキ工芸)が刺繍されたワッペンが付けられています。

よく見ると・・・裏からしっかりとミシンで縫われていました。
思いのほか手間が掛かっていてビックリ~

ナイロン製なので、簡単にアイロンで貼り付けてしまっては生地を傷めてしまうとの判断なのかもしれませんね。

着てみた感想は・・・思った以上に良かった


ちなみに写真は私ではなく、工場長の目黒です。
空調服の快適さが伝わる笑顔でしょ?(笑)

めっちゃ涼しい~

仕事前だったせいか、ターボモードで大風量をベストの中に送り込むと寒いくらいでした。
せっかくなので、空調服の歴史についても簡単に触れてみたいと思います

実は、“空調服”という名称はパイオニアである“株式会社空調服”の登録商標で、他社メーカーは、別の名称でファン付き作業服を販売しているそうです。
空調服の発明は1990年代後半まで遡ります。
その後、試行錯誤を続けながら2004年に実用化され、商品化にいたります。
しかしながら、今まで世の中に存在しなかった製品。
買う方も売る方も難しく、思うように普及しては行かなかった。
また当初は「十分な風量と持続時間を得るためにはバッテリーの容量が足りない」などの課題があったそうですが、2010年頃のリチュームイオンバッテリー登場で飛躍的に性能が向上。
今まで3~4時間ほどしか持たなかったバッテリーが8時間持つようになり、徐々に建設業界を中心に普及し始めたそうです。
そして、需要が増えていくとともに、今まで“株式会社空調服”と“株式会社サンエス”の独占状態だった空調服市場に、工具などでお馴染みの“マキタ”や“リョウビ”なども参入。
また、上記の各メーカーから機器の供給を受けて、作業服メーカー達もそれぞれ独自の商品を開発するようになったそうです。
そんなこんなで、近年では競争の原理で値段がこなれてきた上に、高性能かつ魅力的なデザインの商品が次々と開発されるようになりました。
・
・

私達が勤務する塗装スタジオ(自社木工塗装専門工場)はエアコンが完備されている塗装工場で、有り難い事に木工塗装工場としては比較的恵まれた環境で仕事が出来ているのですが。
しかしながら、作業中は塗装ブース(場内の塗装ミストなどを濾過する為のフィルター付きの大きな換気装置)で常に内気を排出し、外気を取り入れているので、思ったよりエアコンの効きは良くなかったりします。
なので、灼熱の外気を取り入れる真夏の昼間は、それなりに暑い
ここ数年の異常な猛暑にはかなり体力を奪われてきました。
空調服のおかげで、猛暑の中でも作業がかなり楽になりそう。
本当にありがたいことです

コロナ禍が落ち着いた今年の夏は、仕事のご依頼増えており、かなり忙しくなりそうです。
これで作業効率が上がり、がっちり仕事をこなすことが出来れば、会社に導入してもらった甲斐があるというもの。
毎年、最大出力で稼働させている冷房ですが、今年はその設定温度を上げて、高騰する電気代の節約にもチャレンジしていきたいと思います。
・
・
それでは今回はこの辺で。
最後までご覧頂きましてありがとうございました。
次回もお楽しみに。
●ニシザキ工芸株式会社塗装部HP
https://tosou.nishizaki.co.jp/
●特注家具・ニシザキ工芸株式会社HP
https://www.nishizaki.co.jp/
塗装部の小池です。
蒸し暑い日々がつづきますね。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。

梅雨の晴れ間には、真夏の厳しい太陽が顔を覗かせる東京。
夏がやってきた感が半端ない、梅雨明けはもうすぐでしょう。
天気予報によると、今年の夏は平年より暑くなり、残暑も厳しくなるそう。
つまり、“酷暑“が予想されるとのことだ。
去年の夏だって相当暑かったが、それ以上だったらと思うと少々ツライ

春夏秋冬の中、開放的な“夏”が一等好きな私なのですが、それにしても限界があるというもの。
ひと昔の夏とは暑さの質がちょっと違いませんか

昨今の異常気象がそれを物語っていますよね。
そんな折、ついに会社から私達スタッフに“空調服”が支給されました


皆様は“空調服”をご存じでしょうか?
【空調服とは?】
ここ数年で、一気に普及した感のある空調服。
きっとご存じの方も多いはず。
建築現場の職人さんの間では夏の必須アイテムです。
とあるゼネコンさんの建築現場では、夏場は空調服の着用を義務づけられているとか。
最近では、釣りやキャンプ、ウォーキングなどのアウトドアを楽しむ方々にも愛用されているようです。

弊社で採用したのは、ベスト(袖なし)タイプのもの。
半袖タイプや、上半身全てに風が行き渡る長袖タイプ、重防熱仕様のフード付きと様々なタイプのものがあるようですが、動きやすさを重視しました。
腰の部分に開いている2つの穴は、中に空気を送り込む為の電動ファンを取り付ける為のものです。

付属の電動ファンはこちら。
空調服のパイオニアである“株式会社空調服”製のスターターキットです。
「薄型・軽量でありながら、大風量・高効率・高寿命を備えるファンと、瞬間冷却を可能にする“ターボモード”を搭載したバッテリーのセット」だそうです。
あの有名作業服ブランドの“寅壱(とらいち)”とのコラボモデル



支給されたベストの左胸あたりには、弊社の社名(ニシザキ工芸)が刺繍されたワッペンが付けられています。

よく見ると・・・裏からしっかりとミシンで縫われていました。
思いのほか手間が掛かっていてビックリ~


ナイロン製なので、簡単にアイロンで貼り付けてしまっては生地を傷めてしまうとの判断なのかもしれませんね。

着てみた感想は・・・思った以上に良かった



ちなみに写真は私ではなく、工場長の目黒です。
空調服の快適さが伝わる笑顔でしょ?(笑)

めっちゃ涼しい~


仕事前だったせいか、ターボモードで大風量をベストの中に送り込むと寒いくらいでした。
せっかくなので、空調服の歴史についても簡単に触れてみたいと思います


実は、“空調服”という名称はパイオニアである“株式会社空調服”の登録商標で、他社メーカーは、別の名称でファン付き作業服を販売しているそうです。
空調服の発明は1990年代後半まで遡ります。
その後、試行錯誤を続けながら2004年に実用化され、商品化にいたります。
しかしながら、今まで世の中に存在しなかった製品。
買う方も売る方も難しく、思うように普及しては行かなかった。
また当初は「十分な風量と持続時間を得るためにはバッテリーの容量が足りない」などの課題があったそうですが、2010年頃のリチュームイオンバッテリー登場で飛躍的に性能が向上。
今まで3~4時間ほどしか持たなかったバッテリーが8時間持つようになり、徐々に建設業界を中心に普及し始めたそうです。
そして、需要が増えていくとともに、今まで“株式会社空調服”と“株式会社サンエス”の独占状態だった空調服市場に、工具などでお馴染みの“マキタ”や“リョウビ”なども参入。
また、上記の各メーカーから機器の供給を受けて、作業服メーカー達もそれぞれ独自の商品を開発するようになったそうです。
そんなこんなで、近年では競争の原理で値段がこなれてきた上に、高性能かつ魅力的なデザインの商品が次々と開発されるようになりました。
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私達が勤務する塗装スタジオ(自社木工塗装専門工場)はエアコンが完備されている塗装工場で、有り難い事に木工塗装工場としては比較的恵まれた環境で仕事が出来ているのですが。
しかしながら、作業中は塗装ブース(場内の塗装ミストなどを濾過する為のフィルター付きの大きな換気装置)で常に内気を排出し、外気を取り入れているので、思ったよりエアコンの効きは良くなかったりします。
なので、灼熱の外気を取り入れる真夏の昼間は、それなりに暑い

ここ数年の異常な猛暑にはかなり体力を奪われてきました。
空調服のおかげで、猛暑の中でも作業がかなり楽になりそう。
本当にありがたいことです


コロナ禍が落ち着いた今年の夏は、仕事のご依頼増えており、かなり忙しくなりそうです。
これで作業効率が上がり、がっちり仕事をこなすことが出来れば、会社に導入してもらった甲斐があるというもの。
毎年、最大出力で稼働させている冷房ですが、今年はその設定温度を上げて、高騰する電気代の節約にもチャレンジしていきたいと思います。
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それでは今回はこの辺で。
最後までご覧頂きましてありがとうございました。
次回もお楽しみに。
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https://tosou.nishizaki.co.jp/
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