当ブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。
今週は台風13号の影響もあって雨が続いた東京
ここにきてグっと秋が深まってきました。
朝晩は肌寒くて、長そでを着て出勤
つい最近までTシャツ一枚でも汗をかいて電車に乗ってたんですけどね。
ほんと身体の調子がおかしくなりそうです
皆さま、くれぐれもご自愛くださいませ。
さて、今回は八角形型のテーブル天板の塗り直しの様子をご紹介したいと思います。
こちらがこれから塗り直しを行っていく八角形型のテーブル天板です。
テーブルには大まかに分けて天板部分と脚部の2つのパーツがあるものですが、比較的痛みの激しい天板部分のみをお預かりさせて頂く場合が多いです。
表面全体的に細かい傷、所どころ塗装が剥げておりました。
こちらも長年ご愛用頂いた感じが見て取れます。
それでは、いつものように作業を行ってまいりましょう
せーのぉー・・・なるほど・ザ、秋の塗り直しっ
先ずは下準備から。
塗装しない裏面を拭き掃除をして汚れないようにマスキングをしておきます。
そして、天板をひっくり返しておもて面の現状を確認していきます。
なるべく現状のイメージをそのままに綺麗にする為に現状の色合いを記録。
現物の材種と同等の色見本帳を使って近似色を拾い出して、イメージのメモをしておきます。
また、仕上がり感(艶感や導管の出し具合)も覚えておきます。
特に色の記憶なんてあいまいなものですから、具体的な記録として取っておきます。
では早速実作業に移ってまいりましょう。
痛んだ塗膜を剥がしていきます。
動かすのも一苦労、厚くて重い無垢の木材で作られている立派な天板です
オーク(なら材)製。
ここは豪快に機械で削ってゆきましょう
表面についた傷なども一緒に削り落としていくイメージでがっつりと。
とは言え、細心の注意を払いながらですよ
角の部分などはソフトタッチで。
形が変わるまで削ってはいけません。
機械に付けるサンドペーパーを段階的に細かくしていきながら研磨していきます。
そして、まっさらな木地の状態に戻りました。
さぁ、ここから再塗装をしていきましょう。
下準備で記録した色イメージを元に着色剤を調色し、木地に着色をしていきます。
着色剤が乾いたらクリヤー塗料を塗り込んでいきましょう。
まずは下塗り(ウッドシーラー)を塗装していきます。
今回使用する塗料は耐久性の高い2液型ウレタン塗料です。
下塗りが乾燥したら軽く研磨を行い、さらに中塗り(サンディングシーラー)を塗装します。
下準備で確認した仕上がり感を元に、中塗りを塗装する回数(塗膜の厚み)を決めていきます。
ちなみに今回は3回塗装しました。
中塗りが乾燥したら仕上げの研磨をしていきます。
細かいサンドペーパーで丁寧に
ペーパーを当て過ぎて木地の着色剤まで削り取らないように注意です。
これで塗装下地が終了。
仕上げの塗装をおこなってまいりましょう。
先ずは色調整。
調色した染料を吹き付けて色味を足していきます。
下準備で記録した色イメージを元に微調整(カラーリング)をしていきます。
今回は少々赤味が足りなかったので、オレンジ色っぽい染料でカラーリングしました。
そして、最後に仕上げ用のクリヤー塗料を塗装。
下準備で確認した艶度合に合ったクリヤー(フラット)で仕上げていきます。
そして・・・
↑施工前
↓施工後
綺麗になったでしょ
表面の傷や汚れが無くなりつつ、塗り直し前と同等の色合いに仕上がったと思います。
最後までお読み頂きましてありがとうございました。
ここまでご覧頂いた方にさらにお知らせがあります。
【弊社での塗り直しをご検討されるエンドユーザー様へ】
弊社ではよりご満足して頂ける、気遣いの行き届いた塗り直しをご提供させて頂く為に、日正産業株式会社様と業務提携をさせて頂いております。
出張見積や家具の引き取り・施工後の納品などは日正産業株式会社様が担当。
塗り直しの実作業はニシザキ工芸が自社木工塗装専門工場で行います。
家具のお引き取りから納品まで。
日正産業株式会社様を窓口とする一貫した快適なサービスをご希望される方は下記へお問い合わせください。
●インテリアドクター・日正産業株式会社様ホームページ
http://nissei-sangyo.co.jp/interior_doctor/
私たち塗装部は木工塗装を得意とする職人集団ですが、実務をこなしながらになる営業的な仕事は正直得意ではありませんし、家具運搬等の業務は行っておりません
それらの点を補い、実作業の面はもとより一貫してより質の高い塗り直しをご提供させて頂く為の業務提携となっております。
今週は台風13号の影響もあって雨が続いた東京
ここにきてグっと秋が深まってきました。
朝晩は肌寒くて、長そでを着て出勤
つい最近までTシャツ一枚でも汗をかいて電車に乗ってたんですけどね。
ほんと身体の調子がおかしくなりそうです
皆さま、くれぐれもご自愛くださいませ。
さて、今回は八角形型のテーブル天板の塗り直しの様子をご紹介したいと思います。
こちらがこれから塗り直しを行っていく八角形型のテーブル天板です。
テーブルには大まかに分けて天板部分と脚部の2つのパーツがあるものですが、比較的痛みの激しい天板部分のみをお預かりさせて頂く場合が多いです。
表面全体的に細かい傷、所どころ塗装が剥げておりました。
こちらも長年ご愛用頂いた感じが見て取れます。
それでは、いつものように作業を行ってまいりましょう
せーのぉー・・・なるほど・ザ、秋の塗り直しっ
先ずは下準備から。
塗装しない裏面を拭き掃除をして汚れないようにマスキングをしておきます。
そして、天板をひっくり返しておもて面の現状を確認していきます。
なるべく現状のイメージをそのままに綺麗にする為に現状の色合いを記録。
現物の材種と同等の色見本帳を使って近似色を拾い出して、イメージのメモをしておきます。
また、仕上がり感(艶感や導管の出し具合)も覚えておきます。
特に色の記憶なんてあいまいなものですから、具体的な記録として取っておきます。
では早速実作業に移ってまいりましょう。
痛んだ塗膜を剥がしていきます。
動かすのも一苦労、厚くて重い無垢の木材で作られている立派な天板です
オーク(なら材)製。
ここは豪快に機械で削ってゆきましょう
表面についた傷なども一緒に削り落としていくイメージでがっつりと。
とは言え、細心の注意を払いながらですよ
角の部分などはソフトタッチで。
形が変わるまで削ってはいけません。
機械に付けるサンドペーパーを段階的に細かくしていきながら研磨していきます。
そして、まっさらな木地の状態に戻りました。
さぁ、ここから再塗装をしていきましょう。
下準備で記録した色イメージを元に着色剤を調色し、木地に着色をしていきます。
着色剤が乾いたらクリヤー塗料を塗り込んでいきましょう。
まずは下塗り(ウッドシーラー)を塗装していきます。
今回使用する塗料は耐久性の高い2液型ウレタン塗料です。
下塗りが乾燥したら軽く研磨を行い、さらに中塗り(サンディングシーラー)を塗装します。
下準備で確認した仕上がり感を元に、中塗りを塗装する回数(塗膜の厚み)を決めていきます。
ちなみに今回は3回塗装しました。
中塗りが乾燥したら仕上げの研磨をしていきます。
細かいサンドペーパーで丁寧に
ペーパーを当て過ぎて木地の着色剤まで削り取らないように注意です。
これで塗装下地が終了。
仕上げの塗装をおこなってまいりましょう。
先ずは色調整。
調色した染料を吹き付けて色味を足していきます。
下準備で記録した色イメージを元に微調整(カラーリング)をしていきます。
今回は少々赤味が足りなかったので、オレンジ色っぽい染料でカラーリングしました。
そして、最後に仕上げ用のクリヤー塗料を塗装。
下準備で確認した艶度合に合ったクリヤー(フラット)で仕上げていきます。
そして・・・
↑施工前
↓施工後
↓施工後
どうですか?綺麗になったでしょ
表面の傷や汚れが無くなりつつ、塗り直し前と同等の色合いに仕上がったと思います。
最後までお読み頂きましてありがとうございました。
ここまでご覧頂いた方にさらにお知らせがあります。
【弊社での塗り直しをご検討されるエンドユーザー様へ】
弊社ではよりご満足して頂ける、気遣いの行き届いた塗り直しをご提供させて頂く為に、日正産業株式会社様と業務提携をさせて頂いております。
出張見積や家具の引き取り・施工後の納品などは日正産業株式会社様が担当。
塗り直しの実作業はニシザキ工芸が自社木工塗装専門工場で行います。
家具のお引き取りから納品まで。
日正産業株式会社様を窓口とする一貫した快適なサービスをご希望される方は下記へお問い合わせください。
●インテリアドクター・日正産業株式会社様ホームページ
http://nissei-sangyo.co.jp/interior_doctor/
私たち塗装部は木工塗装を得意とする職人集団ですが、実務をこなしながらになる営業的な仕事は正直得意ではありませんし、家具運搬等の業務は行っておりません
それらの点を補い、実作業の面はもとより一貫してより質の高い塗り直しをご提供させて頂く為の業務提携となっております。
どうぞ宜しくお願い致します。
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