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今週の一枚。
朝の通勤途中で東京の街の片隅に逞しく咲き広がる朝顔を発見
なんと清々しいことか。
人工物と自然は違う・・・生きとし生けるもの、空には雲が流れ、風が吹き雨が降る、森羅万象、人間様だけは特別なんだと分けて考えがえてしまいがちですが。
本当は私達もこの街も同じ無為の自然現象なんだと教えてくれます

今週末は台風14号が関東地方にも接近中。
大した被害なく過ぎ去ればいいですね。

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さて、今回はオーク材製のダイニングテーブルの塗り直しの様子をご紹介していきます。
天板部分はオークの突板が練りつけられています。
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表面のクローズアップ。
お客様ご一家を長年にわたり見守り続けてきたあろうテーブル。
今回も塗り直し甲斐のある一品を作業させて頂きました。

それではいつものように作業を進めてまいりましょう
せーのー・・・なるほど・ザ・秋の塗り直し
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先ずは下準備から。
塗装しない裏面を拭き掃除をして綺麗にして、汚れない様にマスキングをしておきます。
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塗り直し後もこれまでと違和感なくお使い頂けるように、現状の色合いや艶度合をしっかりとチェック。
これまでの面影を残しつつ綺麗に仕上げていきましょう。
特に色の記憶は曖昧なものなので、感覚に頼らずに色見本帳などで同等の色合いのものを拾っておきます。

次に傷んだ旧塗膜を剥がしていきます。
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天板部分には強力な塗膜剥離剤を塗布。
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塗膜剥離剤をまんべんなく塗布したら、ビニールマスカーで表面をラッピング。
塗膜剥離剤の乾燥を防ぎ、旧塗膜によく馴染ませ、浮かせる為です。
この状態でしばらく置いておきましょう。
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天板の両端それぞれの木口部分に取り付けられ、天板の延長のようになるコの字型の脚部2台はオークの無垢材製。
機械を使って痛んだ塗膜を削り落としていきます。
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多分言葉じゃ伝わりにくいと思いますので
絵で描くとこのようなデザインのテーブルです。
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そんなこんなで・・・
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天板の方も傷んだ旧塗膜の除去が完了。
無塗装の木地の状態に戻りました。

さぁ、再塗装を始めていきましょう。
先ずは木地着色です。
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元の色に近くなるように着色剤を調色し、
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木地に塗布してきます。
塗布した後は速やかに余分な着色剤をウエスで拭き取っていきます。

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そして、下塗り、中塗りを吹き付け塗装していきます。
下塗りを1回、中塗りを8回、途中乾燥と研磨を挟みながら合計9回塗装。
今回は耐久性重視ということで塗膜に厚みをつけていきます。
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もちろん脚部も同様に塗りこんでいきます。

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中塗りをしっかりと乾燥させた後、仕上げの研磨を行っていきます。
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仕上げ前の研磨となりますので、表面の不具合をチェックしながら丁寧に作業を進めていきましょう。

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最後の仕上げです。
スプレーガンの吐出量を絞って、調色した染料を徐々に吹き付けて色合いの微調整(カラーリング)を行います。
ゴルフで言うと・・・ドライバーでグリーンに乗せた玉をラインを読んでパターで沈めるような感覚
ここでさらに元の色合いに近づけていきます。

そして・・・
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カラーリングを行った後に、仕上げ用のフラットクリヤー(元の艶具合にあった7分消)を吹き付けて完成です。
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脚部も天板と同様に、違和感なく仕上がりました。

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↑施工前
↓施工後
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↑施工前
↓施工後
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うん、自信を持ってお出し出来る仕上がりです。
見違えるように綺麗になったでしょ?
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今回は耐久性の高い2液型ウレタン塗料を使用。
仕上げ用のフラットクリヤーには傷の付きにくい硬質タイプのものを使って塗り直しを行いました。

こちらの蘇ったダイニングテーブル。
お客様に気持ち良く、再び長くご愛用頂けたら私達も嬉しいです。

最後までお読み頂きましてありがとうございました。
ここまでご覧頂いた方にさらにお知らせがあります。

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