当ブログをご覧頂きまして誠にありがとうございます。IMG_0729
今回はこちらのテーブル天板の塗り直しの様子をご紹介したいと思います。
パイン(米松)と呼ばれる無垢材で作られていました。

よく耳にするパイン材とは?
主に北米産のマツをパイン材と呼び、50種類以上あるマツの中でもイエローパイン、ホワイトパイン、ポンデロッサパイン、欧州アカマツなどが家具用材として知られています。
木目が優しく、おおらかな印象のパイン材はカントリー調の家具などによく使われてますね。IMG_0730
今回も比較的痛みの少ない脚部を取り外して天板のみをお預かりしてきました。
IMG_0732
表面はこの様な感じ
ご愛用されていた感が出ております。
そう、パイン材は柔らかい木材なので傷や凹みが付きやすいものなのです。

それではいつもの様に作業を進めてまいりましょう

先ずは下準備から。
IMG_0735
天板の裏側を拭き掃除汚れなどを落とします。
IMG_0736
裏面は作業を行わないので、塗装ミストなどが付かないようにマスキングをしておきます。
下準備が終わりましたら、ひっくり返しておもて面を作業をしていきましょう
IMG_0741
塗膜剥離剤を塗布して、傷んだ塗装を溶かして剥がしていきます。
剥離作業後、残った剥離剤は溶剤を使ってしっかりと拭き取っておかなければなりません。
IMG_0743
表面が乾いたら、機械に240番のサンドペーパーを取り付けて研磨していきます。
木地が柔らかいので様子をみながら優しく作業
残った旧塗膜や木地の毛羽立ちなどと同時に、傷や凹みなども出来るだけ削り落としておきます。IMG_0744
特にデリケートな縁の部分は形を変えないように手を使って研磨していきますIMG_0748
素地の調整が終わったら塗り込みを開始です。
もちろん耐久性の高い2液型ポリウレタン樹脂塗料を使用しています。
下塗り(ウッドシーラー)1回、中塗り(サンディングシーラー)3回を塗装。
乾燥と研磨を挟みながら塗料を吹き付けていきました。
IMG_0815
下地を作る為の塗装をしっかりと乾燥させた後、仕上げ前の研磨をしていきます。
320番と400番のサンドペーパーを段階的に使っていきます。

よし仕上げていきましょうか
IMG_0818
イエロー、オレンジ、ブラウン色の染料を混ぜ合わせて調色しておきます。
IMG_0816
それを表面に吹き付けて色調整を行います。
様子を見ながら少しずつ作業だんだん飴色に変化していきます。
この工程をカラーリングといいます。
木工塗装特有の技術で、微妙な色合いを出すにはこの工程が必須なのであります。
IMG_0827
カラーリング後、仕上げのクリヤーを塗装すれば塗り直し完了です

IMG_0730
↑施工前
↓施工後
IMG_0828
元々の色合いと同等で、傷や凹みなどが無くなりました

表面のクローズアップもお見せしましょう。IMG_0731
↑施工前
↓施工後
IMG_0832
綺麗になったでしょ?
このパインの優しい木目、やはり癒されますよね
IMG_0834
テーブルの天板などは使用頻度が高くハードに使われるものです。
弊社では特に耐久性が求められる部分には専用の塗料を使用しています。
●サンユーペイント株式会社様 セラウッド
http://www.sanyu-paint.co.jp/product/sp_cerawood

最後までお読み頂きましてありがとうございました。
ここまでご覧頂いた方にさらにお知らせがあります。

【弊社での塗り直しをご検討されるエンドユーザー様へ】

弊社ではよりご満足して頂ける、気遣いの行き届いた塗り直しをご提供させて頂く為に、日正産業株式会社様と業務提携をさせて頂いております。

出張見積や家具の引き取り・施工後の納品などは日正産業株式会社様が担当。
塗り直しの実作業はニシザキ工芸が自社木工塗装専門工場で行います。

家具のお引き取りから納品まで。
日正産業株式会社様を窓口とする一貫した快適なサービスをご希望される方は下記へお問い合わせください。

●インテリアドクター・日正産業株式会社様ホームページ
http://nissei-sangyo.co.jp/interior_doctor/

私たち塗装部は木工塗装を得意とする職人集団ですが、実務をこなしながらになる営業的な仕事は正直得意ではありませんし、家具運搬等の業務は行っておりません。
それらの点を補い、実作業の面はもとより一貫してより質の高い塗り直しをご提供させて頂く為の業務提携となっております。

どうぞ宜しくお願い致します。


●ニシザキ工芸株式会社塗装部HP
https://tosou.nishizaki.co.jp/

●特注家具・ニシザキ工芸株式会社HP
https://www.nishizaki.co.jp/