当ブログをご覧頂きまして誠にありがとうございます。

今回のブログはこちらのローチェアーの塗り直しの様子をご紹介したいと思います。
4脚セットでお預かりいたしました。
座のクッション部分はファブリック張替の為に取り外した状態になってます。
こちらはカリモクさんのオーク無垢材で作られたローチェアーでした。
さすがにしっかりした作り、見るからに座り心地が良さそうですよね


手掛け部分のクローズアップです。
長年のご使用で塗装が剥がれてしまっていますね。

背もたれ部分もしかり。
ご愛用されていることが伝わってきます

座の部分のクローズアップです。
要所要所で痛みが目立っていました。
それではいつもの様に作業を進めてまいりましょう

綺麗になっていく様子をご覧くださいませ。
先ずは素地調整から。

全体的に溶剤で清拭して表面の汚れや脂分を除去してから、特に痛みのひどかった部分を研磨していきます。

表面の傷んだ塗膜と同時に、傷や凹みなども削り落としておきます。

研磨作業後はこの様な感じです。
部分的に無塗装の木地の状態に戻しておきます。

4脚すべての素地調整が完了

準備が整ったら再塗装を行っていきましょう


顔料系の着色剤を調合し、

削り落とした部分を、既存の部分の色合いに近づくように木地着色をしていきます。

木地着色が終わったら、既存の部分を軽く研磨をしておきます。
既存部分の塗膜を研磨することにより、これから塗装する塗料の密着性を高めます。
さてと、塗り込みを開始していきましょう


先ずは木地着色した部分だけにウッドシーラー(下塗り)を吹き付け塗装していきます。
ちなみに耐久性の高い2液型ポリウレタン樹脂塗料を使用しています。

下塗りが乾燥したら、240番のサンドペーパーで軽く研磨。
毛羽立ちなどを落として表面を整えます。

そして、椅子全体にサンディングシーラー(中塗り)を吹き付け塗装していきます。

乾燥を挟みながら3回塗装しておきます。
中塗り工程の途中で凹みなどをパテで埋めて補修しておきます。
椅子全体をくまなくチェック
何度も見て補修忘れがないように。

中塗りが乾燥したら、仕上げの研磨を行っていきます。
椅子全体をしっかりと研磨

360番のサンドペーパーを使用しています。
よし
仕上げていきましょう


先ずは染料系の着色剤を調合しておきます。

そして、一度椅子全体に仕上げ用のクリヤー塗料を塗装した後、調合した着色剤を塗膜表面に吹き付けて色の微調整を行っていきます。
この工程は木工塗装特有のものでカラーリングといいます。

↑カラーリング前
↓カラーリング後

ねっ、違和感がなくなったでしょ。
4脚すべてにカラーリングを施して、全体的にタッチアップをしながら仕上げていきます。
不具合がないか、最後のチェックです



そして・・・

↑施工前
↓施工後

全体的に引き締まった印象になったでしょ?

↑施工前
↓施工後

綺麗になったと思います


↑施工前
↓施工後

傷もほとんど分からなくなりました。

↑施工前
↓施工後

座の部分もこのとおりです。
良い感じでしょ?


この完成した姿を見ると私達も充実感を感じるものです

お客様にまた長くご愛用して頂けます様に。
気持ち良く日常を過ごして頂く事が出来たら幸いであります。
ご依頼、誠にありがとうございました。
最後までお読み頂きましてありがとうございました。
ここまでご覧頂いた方にさらにお知らせがあります。
【弊社での塗り直しをご検討されるエンドユーザー様へ】
弊社ではよりご満足して頂ける、気遣いの行き届いた塗り直しをご提供させて頂く為に、日正産業株式会社様と業務提携をさせて頂いております。
出張見積や家具の引き取り・施工後の納品などは日正産業株式会社様が担当。
塗り直しの実作業はニシザキ工芸が自社木工塗装専門工場で行います。
家具のお引き取りから納品まで。
日正産業株式会社様を窓口とする一貫した快適なサービスをご希望される方は下記へお問い合わせください。
●インテリアドクター・日正産業株式会社様ホームページ
http://nissei-sangyo.co.jp/interior_doctor/
私たち塗装部は木工塗装を得意とする職人集団ですが、実務をこなしながらになる営業的な仕事は正直得意ではありませんし、家具運搬等の業務は行っておりません。
それらの点を補い、実作業の面はもとより一貫してより質の高い塗り直しをご提供させて頂く為の業務提携となっております。
どうぞ宜しくお願い致します。
●ニシザキ工芸株式会社塗装部HP
https://tosou.nishizaki.co.jp/
●特注家具・ニシザキ工芸株式会社HP
https://www.nishizaki.co.jp/

今回のブログはこちらのローチェアーの塗り直しの様子をご紹介したいと思います。
4脚セットでお預かりいたしました。
座のクッション部分はファブリック張替の為に取り外した状態になってます。
こちらはカリモクさんのオーク無垢材で作られたローチェアーでした。
さすがにしっかりした作り、見るからに座り心地が良さそうですよね



手掛け部分のクローズアップです。
長年のご使用で塗装が剥がれてしまっていますね。

背もたれ部分もしかり。
ご愛用されていることが伝わってきます


座の部分のクローズアップです。
要所要所で痛みが目立っていました。
それではいつもの様に作業を進めてまいりましょう


綺麗になっていく様子をご覧くださいませ。
先ずは素地調整から。

全体的に溶剤で清拭して表面の汚れや脂分を除去してから、特に痛みのひどかった部分を研磨していきます。

表面の傷んだ塗膜と同時に、傷や凹みなども削り落としておきます。

研磨作業後はこの様な感じです。
部分的に無塗装の木地の状態に戻しておきます。

4脚すべての素地調整が完了


準備が整ったら再塗装を行っていきましょう



顔料系の着色剤を調合し、

削り落とした部分を、既存の部分の色合いに近づくように木地着色をしていきます。

木地着色が終わったら、既存の部分を軽く研磨をしておきます。
既存部分の塗膜を研磨することにより、これから塗装する塗料の密着性を高めます。
さてと、塗り込みを開始していきましょう



先ずは木地着色した部分だけにウッドシーラー(下塗り)を吹き付け塗装していきます。
ちなみに耐久性の高い2液型ポリウレタン樹脂塗料を使用しています。

下塗りが乾燥したら、240番のサンドペーパーで軽く研磨。
毛羽立ちなどを落として表面を整えます。

そして、椅子全体にサンディングシーラー(中塗り)を吹き付け塗装していきます。

乾燥を挟みながら3回塗装しておきます。

中塗り工程の途中で凹みなどをパテで埋めて補修しておきます。
椅子全体をくまなくチェック



中塗りが乾燥したら、仕上げの研磨を行っていきます。
椅子全体をしっかりと研磨


360番のサンドペーパーを使用しています。
よし




先ずは染料系の着色剤を調合しておきます。

そして、一度椅子全体に仕上げ用のクリヤー塗料を塗装した後、調合した着色剤を塗膜表面に吹き付けて色の微調整を行っていきます。
この工程は木工塗装特有のものでカラーリングといいます。

↑カラーリング前
↓カラーリング後

ねっ、違和感がなくなったでしょ。
4脚すべてにカラーリングを施して、全体的にタッチアップをしながら仕上げていきます。
不具合がないか、最後のチェックです




そして・・・

↑施工前
↓施工後

全体的に引き締まった印象になったでしょ?


↑施工前
↓施工後

綺麗になったと思います



↑施工前
↓施工後

傷もほとんど分からなくなりました。

↑施工前
↓施工後

座の部分もこのとおりです。
良い感じでしょ?



この完成した姿を見ると私達も充実感を感じるものです


お客様にまた長くご愛用して頂けます様に。
気持ち良く日常を過ごして頂く事が出来たら幸いであります。
ご依頼、誠にありがとうございました。
最後までお読み頂きましてありがとうございました。
ここまでご覧頂いた方にさらにお知らせがあります。
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弊社ではよりご満足して頂ける、気遣いの行き届いた塗り直しをご提供させて頂く為に、日正産業株式会社様と業務提携をさせて頂いております。
出張見積や家具の引き取り・施工後の納品などは日正産業株式会社様が担当。
塗り直しの実作業はニシザキ工芸が自社木工塗装専門工場で行います。
家具のお引き取りから納品まで。
日正産業株式会社様を窓口とする一貫した快適なサービスをご希望される方は下記へお問い合わせください。
●インテリアドクター・日正産業株式会社様ホームページ
http://nissei-sangyo.co.jp/interior_doctor/
私たち塗装部は木工塗装を得意とする職人集団ですが、実務をこなしながらになる営業的な仕事は正直得意ではありませんし、家具運搬等の業務は行っておりません。
それらの点を補い、実作業の面はもとより一貫してより質の高い塗り直しをご提供させて頂く為の業務提携となっております。
どうぞ宜しくお願い致します。
●ニシザキ工芸株式会社塗装部HP
https://tosou.nishizaki.co.jp/
●特注家具・ニシザキ工芸株式会社HP
https://www.nishizaki.co.jp/
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弊社はむしろ新規塗装がメインになっております。
自社で製作させて頂いた特注家具やお客様よりお預かりする特注家具や建築部材などを塗装させて頂いております。
しかしながら、既製品の家具とは違い、特注家具という性質上、諸事情によりSNSで公開する事が出来ない場合が多いのです。
今後、アップ可能な案件がありましたら、お見せしていきたいと思っております。