当ブログをご覧頂きまして誠にありがとうございます。
現在開催中の「DESIGNART TOKYO 2024」。
デザイナート東京は、2017年にスタートしたデザイン&アートフェスティバルです。
都内8エリア内(外苑前、表参道、原宿、渋谷、六本木、広尾、銀座、東京駅周辺)で行われる様々な展示を、街歩きをしながら楽しめます。
東京の街を舞台に、世界中からデザイン、アート、インテリア、ファッション、テクノロジー、フードなど、ジャンルレスなクリエーションが集結し、都内各所で多彩な展示を開催します。
ちなみに今年は全94組の出展者が参加されているようです。
そんな沢山の展示の中、銀座エリアの展示「THE CHAKAI」をご紹介したいと思います。
会場の雰囲気はこんな感じ。
マンションの一室に設けられた茶室。
こちらはデザイン事務所の株式会社STUDIO KAZさんのショールーム(入船STUDIO)です。
ステュディオ・カズさんは1994年設立。
和田浩一さんと和田順子さんのデザインユニットとして活動されています。
インテリアデザイン、プロダクトデザイン、グラフィックデザイン、楽曲制作など、幅広いジャンルでデザインを展開するデザイン事務所です。
特にオーダーキッチンにおいては定評があり、多くの案件を手掛けています。
実は弊社は仕事でいつもお世話になっていたりします


会場は、地下鉄有楽町線「新富町」5番出口を出て徒歩5分の場所にあります。
●STUDIO KAZ 入船スタジオ
東京都中央区入船3-1-2 ライオンズマンション新富町第二 304

マンションの入り口には案内の看板が。
会場は304号室です。

なんか友人のお家に遊びにきた感じですよね(笑)
お邪魔しまーす。

もちろんSTUDIO KAZさんによるデザイン、フルリノベーションされたお洒落なインテリア。
普段はショールーム兼打ち合わせスペースとして使われている場所です。

街の喧騒から一線を画す落ち着いた雰囲気。
モダンな茶室が、リビングのど真ん中にドーンと設置されています。
八角形のステージの中央が、丹後ちりめんの布によってシームレスに区切られて、茶室として機能させています。

とても優しい風合いの丹後ちりめん。
思いのほか軽く、人が通るときの僅かな空気の動きでもフワリと動きます。

素敵な雰囲気でしょー。
デザインに際して、「和」になりすぎないように心掛けたという。
どことなく和を感じさせつつ、オリエンタルな雰囲気もするし、ヨーロピアンなテイストもある。
絶妙なバランス感で、程よくまとまっている感じが、私個人的にはしました。
丹後ちりめんに映し出される幻想的なプロジェクトマッピングが、ちょっとしたチームラボを彷彿とさせる。
これは・・・ミニマルでモダンな体感型アートだ。

特徴的なデザインの床。
こちらは、畳の素材である「い草」をちりばめたものだ。
和田家のい草化粧板。
和田さんのお父様のご実家が“い草”を作っているそうで、長さが足りなくて畳として使われなかった"い草”をベニヤ板に練付けて化粧合板に仕立てたもの。
商品化も考えているそうだ。

来訪者には本格的な抹茶と菓子が提供されます。
提供される菓子は日によって変わるそうで、この日は「棗椰子(なつめやし)」と「山査子(さんざし)」の菓子でした。
とても美味でした。

茶碗やお皿は全て、陶芸家としても活動されている和田順子さんによる作品。
器の朱と抹茶の緑の対比が非常に美しいですよねー


その時々で、色々な器で提供されるようなので、何度訪ねても楽しいかもしれない。

壁(ちりめんカーテン)に映し出される映像は数パターンあるようで、こちらはお茶菓子が給仕されるときのもの。

ランダムに様々な景色に変わっていきます。

丹後ちりめんには、センサー(導線)が織り込まれており、動きの大きさを段階的に検知し、映像に反映する仕掛けが施されています。
カーテンの動きの大きさによって、映像も段階的に変化します。
こちらは桜をイメージしたものだそうですが、とても美しい景色ですよね。
私はこれが1番好きでした。

希望者にはアルコールの提供も。
和田浩一さん自らシェイカーを振って作ってくれる抹茶カクテル。
これも美味しかった。

静寂の中の幻想的な空間で佇むひととき。
それはまるで瞑想のようでした。
そして、和田浩一さん、順子さんの心のこもったおもてなし。
ほんと癒やされますよ。
●STUDIO KAZ×SWAG THE CHAKAI「茶会」
https://designart.jp/designarttokyo2024/exhibitions/7782/
会期:2024年10月18日(金)~10月27日(日)
時間:10:00~18:00(10/26 のみ 13:00~)
STUDIO KAZブログ『キッチンな人』の日常
・なぜ茶室なの?
現在開催中の「DESIGNART TOKYO 2024」。
デザイナート東京は、2017年にスタートしたデザイン&アートフェスティバルです。
都内8エリア内(外苑前、表参道、原宿、渋谷、六本木、広尾、銀座、東京駅周辺)で行われる様々な展示を、街歩きをしながら楽しめます。
東京の街を舞台に、世界中からデザイン、アート、インテリア、ファッション、テクノロジー、フードなど、ジャンルレスなクリエーションが集結し、都内各所で多彩な展示を開催します。
ちなみに今年は全94組の出展者が参加されているようです。
そんな沢山の展示の中、銀座エリアの展示「THE CHAKAI」をご紹介したいと思います。
会場の雰囲気はこんな感じ。
マンションの一室に設けられた茶室。
こちらはデザイン事務所の株式会社STUDIO KAZさんのショールーム(入船STUDIO)です。
ステュディオ・カズさんは1994年設立。
和田浩一さんと和田順子さんのデザインユニットとして活動されています。
インテリアデザイン、プロダクトデザイン、グラフィックデザイン、楽曲制作など、幅広いジャンルでデザインを展開するデザイン事務所です。
特にオーダーキッチンにおいては定評があり、多くの案件を手掛けています。
実は弊社は仕事でいつもお世話になっていたりします



会場は、地下鉄有楽町線「新富町」5番出口を出て徒歩5分の場所にあります。
●STUDIO KAZ 入船スタジオ
東京都中央区入船3-1-2 ライオンズマンション新富町第二 304

マンションの入り口には案内の看板が。
会場は304号室です。

なんか友人のお家に遊びにきた感じですよね(笑)
お邪魔しまーす。

もちろんSTUDIO KAZさんによるデザイン、フルリノベーションされたお洒落なインテリア。
普段はショールーム兼打ち合わせスペースとして使われている場所です。

街の喧騒から一線を画す落ち着いた雰囲気。
モダンな茶室が、リビングのど真ん中にドーンと設置されています。
八角形のステージの中央が、丹後ちりめんの布によってシームレスに区切られて、茶室として機能させています。

とても優しい風合いの丹後ちりめん。
思いのほか軽く、人が通るときの僅かな空気の動きでもフワリと動きます。

素敵な雰囲気でしょー。
デザインに際して、「和」になりすぎないように心掛けたという。
どことなく和を感じさせつつ、オリエンタルな雰囲気もするし、ヨーロピアンなテイストもある。
絶妙なバランス感で、程よくまとまっている感じが、私個人的にはしました。
丹後ちりめんに映し出される幻想的なプロジェクトマッピングが、ちょっとしたチームラボを彷彿とさせる。
これは・・・ミニマルでモダンな体感型アートだ。

特徴的なデザインの床。
こちらは、畳の素材である「い草」をちりばめたものだ。
和田家のい草化粧板。
和田さんのお父様のご実家が“い草”を作っているそうで、長さが足りなくて畳として使われなかった"い草”をベニヤ板に練付けて化粧合板に仕立てたもの。
商品化も考えているそうだ。

来訪者には本格的な抹茶と菓子が提供されます。
提供される菓子は日によって変わるそうで、この日は「棗椰子(なつめやし)」と「山査子(さんざし)」の菓子でした。
とても美味でした。

茶碗やお皿は全て、陶芸家としても活動されている和田順子さんによる作品。
器の朱と抹茶の緑の対比が非常に美しいですよねー



その時々で、色々な器で提供されるようなので、何度訪ねても楽しいかもしれない。

壁(ちりめんカーテン)に映し出される映像は数パターンあるようで、こちらはお茶菓子が給仕されるときのもの。

ランダムに様々な景色に変わっていきます。

丹後ちりめんには、センサー(導線)が織り込まれており、動きの大きさを段階的に検知し、映像に反映する仕掛けが施されています。
カーテンの動きの大きさによって、映像も段階的に変化します。
こちらは桜をイメージしたものだそうですが、とても美しい景色ですよね。
私はこれが1番好きでした。

希望者にはアルコールの提供も。
和田浩一さん自らシェイカーを振って作ってくれる抹茶カクテル。
これも美味しかった。

静寂の中の幻想的な空間で佇むひととき。
それはまるで瞑想のようでした。
そして、和田浩一さん、順子さんの心のこもったおもてなし。
ほんと癒やされますよ。
●STUDIO KAZ×SWAG THE CHAKAI「茶会」
https://designart.jp/designarttokyo2024/exhibitions/7782/
会期:2024年10月18日(金)~10月27日(日)
時間:10:00~18:00(10/26 のみ 13:00~)
STUDIO KAZブログ『キッチンな人』の日常
・なぜ茶室なの?
http://studiokaz.com/blog/?p=5256
↑茶室をデザインした和田浩一さんのブログです。
今回のデザインについてのお話が書いてあります。
DESIGNART TOKYO 2024で最新のデザイン&アートを見て回るのは刺激的で楽しいものです。
でも沢山見て回って街歩きに疲れたら、是非癒やされに来てください。
またお近くにお越しの際は、気軽にお立ち寄りください。
会期中は入場無料、特に予約無しで入れます。
しかしながら、混雑時は入場を制限される場合もあるそう。
その辺りはご承知おき下さいませ。
・
・
それでは今回はこの辺で。
最後までお読み頂きありがとうございました。
次回もお楽しみに
●ニシザキ工芸株式会社塗装部HP
https://tosou.nishizaki.co.jp/
●特注家具・ニシザキ工芸株式会社HP
https://www.nishizaki.co.jp/
↑茶室をデザインした和田浩一さんのブログです。
今回のデザインについてのお話が書いてあります。
DESIGNART TOKYO 2024で最新のデザイン&アートを見て回るのは刺激的で楽しいものです。
でも沢山見て回って街歩きに疲れたら、是非癒やされに来てください。
またお近くにお越しの際は、気軽にお立ち寄りください。
会期中は入場無料、特に予約無しで入れます。
しかしながら、混雑時は入場を制限される場合もあるそう。
その辺りはご承知おき下さいませ。
・
・
それでは今回はこの辺で。
最後までお読み頂きありがとうございました。
次回もお楽しみに

●ニシザキ工芸株式会社塗装部HP
https://tosou.nishizaki.co.jp/
●特注家具・ニシザキ工芸株式会社HP
https://www.nishizaki.co.jp/
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