当ブログをご覧頂きまして誠にありがとうございます。
今回のブログは「家具の塗り直し」をご紹介したいと思います。

先日作業を行った、こちらの伸長式テーブルが綺麗になってゆく様子をレポートします。
長年、お客様と共に日々の食事や団らんを共にしてきた大切な家具です。
よく見ると、写真右上が研磨作業をして白っぽくなってしまっていますが。
作業を始めたところで、施工前の写真を取り忘れたことに気付いたもので

表面は比較的綺麗な状態で、大切にお使いだったことが伺い知れます。
凹み傷や細かい摺り傷、汚れなどで全体的に白っぽく見えていて、やはり使用感はありますが。
材種はおそらく・・・ローズウッドかなぁ!?
もしかして今や幻となったブラジリアンローズウッドかも?
ワイルドで動きのある面白い木目柄ですね。
昨今では、良い木目柄の突き板や無垢材が少なくなっているので、昔の上質な木材で作られた家具が貴重になってきています。
こちらのテーブルは伸長式で、テーブルの上に乗っている長方形の補助天板を、テーブルの中央を開き、差し込むことで幅を広げることができます。

写真は補助天板をはめ込んだ状態で、色が濃い方が補助天板です。
普段は補助天板をお使いでなかったようで、クローゼットに仕舞ってあったそう。
この色の差は「日焼け」によるものです。
日光の当たる場所に置かれていたため、長年の紫外線によって塗膜が黄変し、さらに木地の色味も飛んで薄くなってしまったと考えられます。
補助天板は仕舞ってあったので元の色合いが残っていますね。
紫外線によってこんなにも変色してしまうものなのです。

こちらは無垢材で作られたテーブルの脚です。
天板が傘になり?直射日光を避けることが出来ていたようで変色を免れていました。
こちらも今や貴重な木材ですね。

こういった変色は、黄変した既存の塗装を剥がすことで、元の色合い(近似色)に戻すことが出来ます。
しかしながら、お客様のご要望は「現状の(変色した)色合いが気に入っているので、そのまま残しながらきれいにしたい」とのことでした。
たしかに現状の明るい色合いも悪くはありません

と言うことで、既存の塗装を活かす形で塗り直しを行っていきました。

先ずは表面をサンダーという機械を使って研磨していきました。
研磨を行う前には溶剤で拭き取りを行い、油脂分や汚れなどを除去しておきます。
再塗装する前に“素地調整”とも言われるこちらの研磨作業を行うことにより、表面の摺り傷などを消したり、これから塗装する塗料の密着性を高めます。
それでは、再塗装を始めていきましょう。

こちらは“サンディングシーラー”と呼ばれる“下塗り用の塗料”を塗装している様子です。
幾重にも塗装し、ある程度の塗膜厚を付けていきます。
塗膜厚を付けることで、表面の深め傷や前行程の研磨傷を埋めて平滑さを高めます。
この工程で埋まりきらなかった大きな傷などは、下塗りが乾燥した後にパテや樹脂などを用いて埋めておきます。
ちなみに弊社では主に2液型ポリウレタン樹脂塗料を使っています。
ウレタン塗料は耐久性と作業性と仕上がりの美しさを高次元で実現する塗料です。

下塗り工程が完了して、表面を研磨している様子です。
先程の研磨作業より番手の細かいサンドペーパーを用いて研磨することにより、さらに平滑さを高めていきます。
こちらは仕上げ前の研磨作業になりますので、傷の埋め残しなどがないように入念に行います。

そして仕上げの上塗りを塗装していきます。
この工程で、カラーイングと呼ばれる色調整やパテを入れた部分などに筆で色を差すタッチアップを行います。
上塗りの塗料にはサンユーペイントさんのセラウッドを用いました。
●セラウッド|製品情報|サンユーペイント株式会社
http://www.sanyu-paint.co.jp/product/sp_cerawood
塗膜硬度が高く、キズが付きにくいのが特徴の2液型ポリウレタン樹脂塗料です。
弊社では、天板などの耐久性が求められる箇所にはセラウッドを使用しています。
そして・・・仕上がりはいかに?
ビフォーアフター形式でお見せいたします。

↑施工前
↓施工後

よしっ!綺麗になりました

元の色合いはそのままに、すっきりとした印象になったでしょ?

↑施工前
↓施工後

白くボケた感じがなくなって、木目がくっきりと見えるようになりました。

補助天板も同様に塗り直しました。

もちろん脚部もきっちり作業を行いましたよ。

テーブルは暮らしの中心にある家具だからこそ、塗り直すことで新しい価値が生まれます。
「色を変えずにきれいにしたい」という想いに応え、これからも長く使い続けられる状態へと仕上げることができました。
毎日の食卓を囲む時間が、より心地よいものになって頂けたら幸いでございます。
・
・
最後までお読み頂きましてありがとうございました。
ここまでご覧頂いた方にさらにお知らせがあります。
【塗り直しをご検討のお客様へ】
弊社ではよりご満足して頂ける、気遣いの行き届いた塗り直しをご提供させて頂く為に、日正産業株式会社との業務提携をしております。
見積や家具等の引き取り・施工後の納品などは日正産業株式会社が担当。
塗り直しの実作業はニシザキ工芸が自社木工塗装専門工場で行います。
家具のお引き取りから納品まで。
日正産業株式会社を窓口とする一貫した快適なサービスをご提供いたします。
●インテリアドクター・日正産業株式会社ホームページ
https://nissei-sangyo.co.jp/
電話でのお問い合わせは:0120ー75ー7048
ニシザキ工芸塗装部は木工塗装を得意とする職人集団ですが、実務をこなしながらになる営業的な仕事は正直得意ではありませんし、家具運搬等の業務も行っておりません。
それらの点を補い、実作業の面はもとより一貫してより質の高い塗り直しをご提供させて頂く為の業務提携です。
※窓口一本化のため、「家具塗り直しに関するお問い合わせ」は上記の日正産業株式会社にて承っております。
基本的に弊社では対応を行っておりません。
ご理解の上、お問い合わせ下さいますようお願い申し上げます。
●ニシザキ工芸株式会社塗装部HP
https://tosou.nishizaki.co.jp/
●特注家具・ニシザキ工芸株式会社HP
https://www.nishizaki.co.jp/
今回のブログは「家具の塗り直し」をご紹介したいと思います。

先日作業を行った、こちらの伸長式テーブルが綺麗になってゆく様子をレポートします。
長年、お客様と共に日々の食事や団らんを共にしてきた大切な家具です。
よく見ると、写真右上が研磨作業をして白っぽくなってしまっていますが。
作業を始めたところで、施工前の写真を取り忘れたことに気付いたもので

表面は比較的綺麗な状態で、大切にお使いだったことが伺い知れます。
凹み傷や細かい摺り傷、汚れなどで全体的に白っぽく見えていて、やはり使用感はありますが。
材種はおそらく・・・ローズウッドかなぁ!?
もしかして今や幻となったブラジリアンローズウッドかも?
ワイルドで動きのある面白い木目柄ですね。
昨今では、良い木目柄の突き板や無垢材が少なくなっているので、昔の上質な木材で作られた家具が貴重になってきています。

こちらのテーブルは伸長式で、テーブルの上に乗っている長方形の補助天板を、テーブルの中央を開き、差し込むことで幅を広げることができます。

写真は補助天板をはめ込んだ状態で、色が濃い方が補助天板です。
普段は補助天板をお使いでなかったようで、クローゼットに仕舞ってあったそう。
この色の差は「日焼け」によるものです。
日光の当たる場所に置かれていたため、長年の紫外線によって塗膜が黄変し、さらに木地の色味も飛んで薄くなってしまったと考えられます。
補助天板は仕舞ってあったので元の色合いが残っていますね。
紫外線によってこんなにも変色してしまうものなのです。

こちらは無垢材で作られたテーブルの脚です。
天板が傘になり?直射日光を避けることが出来ていたようで変色を免れていました。
こちらも今や貴重な木材ですね。

こういった変色は、黄変した既存の塗装を剥がすことで、元の色合い(近似色)に戻すことが出来ます。
しかしながら、お客様のご要望は「現状の(変色した)色合いが気に入っているので、そのまま残しながらきれいにしたい」とのことでした。
たしかに現状の明るい色合いも悪くはありません
と言うことで、既存の塗装を活かす形で塗り直しを行っていきました。

先ずは表面をサンダーという機械を使って研磨していきました。
研磨を行う前には溶剤で拭き取りを行い、油脂分や汚れなどを除去しておきます。
再塗装する前に“素地調整”とも言われるこちらの研磨作業を行うことにより、表面の摺り傷などを消したり、これから塗装する塗料の密着性を高めます。
それでは、再塗装を始めていきましょう。

こちらは“サンディングシーラー”と呼ばれる“下塗り用の塗料”を塗装している様子です。
幾重にも塗装し、ある程度の塗膜厚を付けていきます。
塗膜厚を付けることで、表面の深め傷や前行程の研磨傷を埋めて平滑さを高めます。
この工程で埋まりきらなかった大きな傷などは、下塗りが乾燥した後にパテや樹脂などを用いて埋めておきます。
ちなみに弊社では主に2液型ポリウレタン樹脂塗料を使っています。
ウレタン塗料は耐久性と作業性と仕上がりの美しさを高次元で実現する塗料です。

下塗り工程が完了して、表面を研磨している様子です。
先程の研磨作業より番手の細かいサンドペーパーを用いて研磨することにより、さらに平滑さを高めていきます。
こちらは仕上げ前の研磨作業になりますので、傷の埋め残しなどがないように入念に行います。

そして仕上げの上塗りを塗装していきます。
この工程で、カラーイングと呼ばれる色調整やパテを入れた部分などに筆で色を差すタッチアップを行います。
上塗りの塗料にはサンユーペイントさんのセラウッドを用いました。
●セラウッド|製品情報|サンユーペイント株式会社
http://www.sanyu-paint.co.jp/product/sp_cerawood
塗膜硬度が高く、キズが付きにくいのが特徴の2液型ポリウレタン樹脂塗料です。
弊社では、天板などの耐久性が求められる箇所にはセラウッドを使用しています。
そして・・・仕上がりはいかに?
ビフォーアフター形式でお見せいたします。

↑施工前
↓施工後

よしっ!綺麗になりました
元の色合いはそのままに、すっきりとした印象になったでしょ?

↑施工前
↓施工後

白くボケた感じがなくなって、木目がくっきりと見えるようになりました。

補助天板も同様に塗り直しました。

もちろん脚部もきっちり作業を行いましたよ。

テーブルは暮らしの中心にある家具だからこそ、塗り直すことで新しい価値が生まれます。
「色を変えずにきれいにしたい」という想いに応え、これからも長く使い続けられる状態へと仕上げることができました。
毎日の食卓を囲む時間が、より心地よいものになって頂けたら幸いでございます。
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最後までお読み頂きましてありがとうございました。
ここまでご覧頂いた方にさらにお知らせがあります。
【塗り直しをご検討のお客様へ】
弊社ではよりご満足して頂ける、気遣いの行き届いた塗り直しをご提供させて頂く為に、日正産業株式会社との業務提携をしております。
見積や家具等の引き取り・施工後の納品などは日正産業株式会社が担当。
塗り直しの実作業はニシザキ工芸が自社木工塗装専門工場で行います。
家具のお引き取りから納品まで。
日正産業株式会社を窓口とする一貫した快適なサービスをご提供いたします。
●インテリアドクター・日正産業株式会社ホームページ
https://nissei-sangyo.co.jp/
電話でのお問い合わせは:0120ー75ー7048
ニシザキ工芸塗装部は木工塗装を得意とする職人集団ですが、実務をこなしながらになる営業的な仕事は正直得意ではありませんし、家具運搬等の業務も行っておりません。
それらの点を補い、実作業の面はもとより一貫してより質の高い塗り直しをご提供させて頂く為の業務提携です。
※窓口一本化のため、「家具塗り直しに関するお問い合わせ」は上記の日正産業株式会社にて承っております。
基本的に弊社では対応を行っておりません。
ご理解の上、お問い合わせ下さいますようお願い申し上げます。
●ニシザキ工芸株式会社塗装部HP
https://tosou.nishizaki.co.jp/
●特注家具・ニシザキ工芸株式会社HP
https://www.nishizaki.co.jp/
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