当ブログをご覧頂きまして誠にありがとうございます。
~ボタニカルリース ワークショップ2025冬レポート~

去る12月10日(水)、弊社ニシザキ工芸株式会社ショールームにて、3年ぶりとなる「ボタニカルリース作りワークショップ」を開催しました。
●今年もクリスマスリースを作りました
https://nishizaki-tosoubu.blog.jp/archives/18052929.html
↑3年前、2022年12月13日に開催したワークショップの様子はこちら。
今回はコロナ禍を明けてからの、久しぶりの開催となりました。

当日は寒暖差の激しい一日で、日没ともにグッと冷え込んできましたが、ショールームには木の香りと植物の気配が広がり、穏やかな時間が流れていました。
年末モードの忙しい最中、今年は社員とその家族の総勢8名が参加。
笑顔と会話が絶えない、あたたかな時間となりました。
◆パリ仕込みの感性を、清澄白河で

毎回講師を務めてくださっているYOCOさんは、弊社の最寄りである清澄白河駅近くでフラワーショップ「Butterfly Deco(バタフライ・デコ)」を営まれています。

写真引用:instagram 花屋バタフライデコ公式
YOCOさんは若い頃、パリの花屋で修行を重ね、ヨーロッパの花文化や色彩感覚を直接学ばれてきた方。
今回のワークショップでも、色を足しすぎない引き算の美しさや、植物を主役にする構成は、まさにパリ仕込みの感性そのものでした。
そのセンスを、ここ清澄白河で体験出来ること自体が、とても贅沢な時間だったように思います。
◆会場いっぱいに広がる、森のような素材たち

当日、会場に足を踏み入れるとまず目に飛び込んでくるのは、YOCOさんが用意してくださった、たくさんのリース素材。
テーブルの上には、クジャクヒバ、ヒムロスギ、ネズミサシなどの針葉樹が山のように並び、松ぼっくりも添えられていました。

針葉樹ならではの凜とした葉姿、指先に残る爽やかな樹脂の感触、鼻いっぱいに広がる清々しい香り・・・まるで小さな森がショールームの中に現れたかのようでした。

素材を選ぶところからすでに楽しく、「どれを使おうか」「この枝、形がきれいですね」と、自然に会話が生まれていました。
◆ボタニカルリースの歴史と意味

リースの起源は、遥か古代ギリシャ・ローマ時代まで遡ると言われています。
月桂冠=“勝利と永遠”の象徴として使われ、後に中世ヨーロッパを経て、クリスマス文化の中で発展していきました。
リースは英語で「wreath」と書き花輪、冠、輪状のものを意味します。
円い形は「永遠・生命・幸福」を意味するほか、“輪(和)が続くように”という願いも込められているそうです。

特に西洋では、クリスマスリースに針葉樹を使う理由が2つあります。
つまり、植物を束ねる行為には・・・ただ飾りを作る以上に、文化と祈りが宿っているのです。
◆今回は“グリーンを主役とした、シンプルなリース”

今回のワークショップで制作したのは、針葉樹のグリーンを中心に使った、装飾を抑えたシンプルなリース。
色味を足しすぎず、枝の流れや重なりを活かしながら、植物そのものの表情を楽しむ構成です。

YOCOさんからは、「最初は完璧を目指さなくて大丈夫ですよ」「少し不揃いなくらいが、自然らしくてきれいです」とやさしく声をかけていただき、参加者の皆さんも肩の力を抜いて作業に取り組まれていました。

手を動かしながら、枝を巻き、留め、全体を見てまた整える。
この繰り返しは、家具作りや塗装工程ともどこか通じるものがあり、“素材と対話する時間”そのものが、とても豊かに感じられました。
◆実はとても長持ち。通年楽しめるリース

今回作った針葉樹中心のリースは、とても長持ちするのも大きな魅力です。
クジャクヒバやヒムロスギなどは乾燥後も形が崩れにくく、時間の経過とともにフレッシュなグリーンから、落ち着いたドライの表情へと変化していきます。
飾る場所や環境にもよりますが、クリスマス、お正月シーズンだけでなく、通年インテリアとして楽しむことができるのも嬉しいポイント。
季節とともに少しずつ表情が変わっていく様子は、まさに“植物と暮らす”という感覚そのものです。
◆参加者8名のリース作品紹介
今回のワークショップでは、同じ素材を使いながらも、8名それぞれの個性がはっきりと表れたリースが完成しました。
ここからは、作品を1つずつご紹介いたします。

写真撮影の時間には、皆さんが大切そうに作品を手にされている姿が印象的でした。
針葉樹の香りと鮮やかなグリーンに包まれるひとときは、ほんと気持ちを和らげてくれます。
表情も自然と穏やかになりますね。

今回のボタニカルリース ワークショップも、穏やかで、あたたかく、植物と向き合う豊かな時間となりました。
ご参加いただいた皆さま。
そして素敵な素材と時間を用意してくださったYOCO先生に、心より感謝申し上げます。
手作りのリースが、この冬、そしてこれから先も、皆さまの暮らしをそっと彩ってくれますように。
・
・
それでは今回はこの辺で。
最後までお読み頂きありがとうございました。
こちらの記事をもちまして、2025年最後の投稿とさせて頂きます。
今年1年もご愛読ありがとうございました。
来年もお楽しみに
●ニシザキ工芸株式会社塗装部HP
https://tosou.nishizaki.co.jp/
●特注家具・ニシザキ工芸株式会社HP
https://www.nishizaki.co.jp/
~ボタニカルリース ワークショップ2025冬レポート~

去る12月10日(水)、弊社ニシザキ工芸株式会社ショールームにて、3年ぶりとなる「ボタニカルリース作りワークショップ」を開催しました。
●今年もクリスマスリースを作りました
https://nishizaki-tosoubu.blog.jp/archives/18052929.html
↑3年前、2022年12月13日に開催したワークショップの様子はこちら。
今回はコロナ禍を明けてからの、久しぶりの開催となりました。

当日は寒暖差の激しい一日で、日没ともにグッと冷え込んできましたが、ショールームには木の香りと植物の気配が広がり、穏やかな時間が流れていました。
年末モードの忙しい最中、今年は社員とその家族の総勢8名が参加。
笑顔と会話が絶えない、あたたかな時間となりました。
◆パリ仕込みの感性を、清澄白河で

毎回講師を務めてくださっているYOCOさんは、弊社の最寄りである清澄白河駅近くでフラワーショップ「Butterfly Deco(バタフライ・デコ)」を営まれています。

写真引用:instagram 花屋バタフライデコ公式
YOCOさんは若い頃、パリの花屋で修行を重ね、ヨーロッパの花文化や色彩感覚を直接学ばれてきた方。
今回のワークショップでも、色を足しすぎない引き算の美しさや、植物を主役にする構成は、まさにパリ仕込みの感性そのものでした。
そのセンスを、ここ清澄白河で体験出来ること自体が、とても贅沢な時間だったように思います。
◆会場いっぱいに広がる、森のような素材たち

当日、会場に足を踏み入れるとまず目に飛び込んでくるのは、YOCOさんが用意してくださった、たくさんのリース素材。
テーブルの上には、クジャクヒバ、ヒムロスギ、ネズミサシなどの針葉樹が山のように並び、松ぼっくりも添えられていました。

針葉樹ならではの凜とした葉姿、指先に残る爽やかな樹脂の感触、鼻いっぱいに広がる清々しい香り・・・まるで小さな森がショールームの中に現れたかのようでした。

素材を選ぶところからすでに楽しく、「どれを使おうか」「この枝、形がきれいですね」と、自然に会話が生まれていました。
◆ボタニカルリースの歴史と意味

リースの起源は、遥か古代ギリシャ・ローマ時代まで遡ると言われています。
月桂冠=“勝利と永遠”の象徴として使われ、後に中世ヨーロッパを経て、クリスマス文化の中で発展していきました。
リースは英語で「wreath」と書き花輪、冠、輪状のものを意味します。
円い形は「永遠・生命・幸福」を意味するほか、“輪(和)が続くように”という願いも込められているそうです。

特に西洋では、クリスマスリースに針葉樹を使う理由が2つあります。
- 常緑樹は「永遠の生命」の象徴
冬でも葉を落さないため、生命力・繁栄・再生の意味があります。 - 香りが心身を清めると考えられていた
古代人は針葉樹の芳香を魔除け・祈り・浄化の道具として使いました。
つまり、植物を束ねる行為には・・・ただ飾りを作る以上に、文化と祈りが宿っているのです。
◆今回は“グリーンを主役とした、シンプルなリース”

今回のワークショップで制作したのは、針葉樹のグリーンを中心に使った、装飾を抑えたシンプルなリース。
色味を足しすぎず、枝の流れや重なりを活かしながら、植物そのものの表情を楽しむ構成です。

YOCOさんからは、「最初は完璧を目指さなくて大丈夫ですよ」「少し不揃いなくらいが、自然らしくてきれいです」とやさしく声をかけていただき、参加者の皆さんも肩の力を抜いて作業に取り組まれていました。

手を動かしながら、枝を巻き、留め、全体を見てまた整える。
この繰り返しは、家具作りや塗装工程ともどこか通じるものがあり、“素材と対話する時間”そのものが、とても豊かに感じられました。
◆実はとても長持ち。通年楽しめるリース

今回作った針葉樹中心のリースは、とても長持ちするのも大きな魅力です。
クジャクヒバやヒムロスギなどは乾燥後も形が崩れにくく、時間の経過とともにフレッシュなグリーンから、落ち着いたドライの表情へと変化していきます。
飾る場所や環境にもよりますが、クリスマス、お正月シーズンだけでなく、通年インテリアとして楽しむことができるのも嬉しいポイント。
季節とともに少しずつ表情が変わっていく様子は、まさに“植物と暮らす”という感覚そのものです。
◆参加者8名のリース作品紹介
今回のワークショップでは、同じ素材を使いながらも、8名それぞれの個性がはっきりと表れたリースが完成しました。
ここからは、作品を1つずつご紹介いたします。
- H.Hさんの作品
針葉樹の流れを活かした、端正なリース
クジャクヒバとヒムロスギの流れを丁寧に読み取り、全体をすっきりとまとめた作品。
無理のない枝使いで、落ち着いた佇まいが印象的です。 - Y.Iさんの作品
自然な動きが心地よい、表情豊かなリース
枝の向きを揃えすぎず、自然な動きをそのまま活かした構成。
ネズミサシのシャープさが全体のアクセントになっています。 - A.Hさんの作品
グリーンを贅沢に使った、ボリューム感のある一作
針葉樹をたっぷり使い、奥行きと厚みを感じさせる仕上がり。
ドライへと変化していく過程も楽しめそうな作品です。 - H.Hちゃんの作品
美しい円が際立つ、洗練されたリース
全体のバランスを丁寧に確認しながら、きれいな円を意識して制作。
装飾を控え、グリーンそのものの美しさを引き出しています。 - D.Mさんの作品
松ぼっくりが効いた、遊び心のあるリース
グリーンの中にさりげなく配置された松ぼっくりが、作品全体にリズムを生み出しています。
素朴さの中に、あたたかみを感じる一作。 - H.Nくんの作品
縦の流れを意識した、可愛い印象のリース
枝の方向性を整え、縦ラインを意識した構成。
壁に掛けた際のシルエットがとても美しい作品です。 - M.Kさんの作品
引き算の美しさが光る、静かな佇まい
ボリュームを出しすぎず、控えめにまとめた構成。
針葉樹の質感が際立ち、長く眺めたくなる落ち着きがあります。 - そして私、T.Kの作品
自分らしさを大切に仕上げた、唯一無二のリース
何度も全体を見直しながら、「心地よさ」を基準に仕上げた一作。
私らしさが自然と伝わってくるでしょ!?

写真撮影の時間には、皆さんが大切そうに作品を手にされている姿が印象的でした。
針葉樹の香りと鮮やかなグリーンに包まれるひとときは、ほんと気持ちを和らげてくれます。
表情も自然と穏やかになりますね。

今回のボタニカルリース ワークショップも、穏やかで、あたたかく、植物と向き合う豊かな時間となりました。
ご参加いただいた皆さま。
そして素敵な素材と時間を用意してくださったYOCO先生に、心より感謝申し上げます。
手作りのリースが、この冬、そしてこれから先も、皆さまの暮らしをそっと彩ってくれますように。
・
・
それでは今回はこの辺で。
最後までお読み頂きありがとうございました。
こちらの記事をもちまして、2025年最後の投稿とさせて頂きます。
今年1年もご愛読ありがとうございました。
来年もお楽しみに
●ニシザキ工芸株式会社塗装部HP
https://tosou.nishizaki.co.jp/
●特注家具・ニシザキ工芸株式会社HP
https://www.nishizaki.co.jp/
コメント