当ブログをご覧頂きまして誠にありがとうございます。

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写真:森下文化センター外観
先日3月12日(木)、森下文化センターにて、ニシザキ工芸株式会社主催の家具塗装セミナーを開催いたしました。
今回のブログはその様子をご紹介いたします。

今回は、東京デザインプレックス研究所で空間デザインを学ばれている学生さん11名をお招きし、木工塗装の基礎知識と、実際の塗装作業を体感して頂く機会となりました。
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画像引用:東京デザインプレックス研究所
東京デザインプレックス研究所さんは、渋谷に校舎を構えるデザインの専門校で、現役クリエイターによる少人数・実践型の教育を特色とし、空間デザイン分野では商空間・住空間の企画設計、照明、家具、CAD・3DCG、Adobe系ソフトなど、現場に直結する内容を幅広く学べるそうです。
空間を構想し、形にしていくための力を養う学校であり、まさに今回のような“仕上げ”の学びとも相性の良い専門校さんだと感じます。IMG_5756_edit
ニシザキ工芸株式会社 塗装部では、以前よりデザイナーさんや学生さん、一般の方々に向けて塗装セミナーを開催しており、「木工塗装を実際のデザインや生活空間に活かすには、その現場を知ることが大切」という考えのもと、講義と体験実習を組み合わせた機会をつくってきました。
東京デザインプレックス研究所さん向けのセミナーも、当ブログ上で確認出来るだけでも2021年、2024年、2025年(2022年、2023年はコロナ禍で中止)に開催レポートを掲載しており、毎年この時期の恒例行事として続いてきた取り組みです。
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通常、家具塗装セミナーは、弊社の塗装スタジオにて行うのですが、今回はそこから程近い森下文化センターの創作室をお借りして開催しました。昨年もこちらで開催しましたが、この時期はちょうど年度末の繁忙期に差し掛かることが多く、塗装スタジオがスペース的に余裕がなくなってしまうもので。
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会場には朝から塗装部スタッフが入り、用具や材料、資料などを搬入しながら準備を進めます。通常は塗装スタジオで行う作業も、外部会場で実施するとなるとまた違った段取りが必要になりますが、そうした準備も含めてセミナーの大切な一部です。
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当日は皆さんに森下文化センターへ集合して頂き、午後1時よりセミナー開始。
今回のセミナーも昨年同様に講義と実習を交えた内容で行いました。
家具や内装の仕上がりは、素材そのものの魅力はもちろんのこと、最後にどのような塗装を施すかによって印象が大きく変わります。
色味、艶感、手触り、そして空間全体との調和。そうした“仕上げ”の重要性を、学生の皆さんには実感をもって学んで頂けたのではないでしょうか。
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実習では、木地に着色し、その上からオイルで仕上げる工程を体験して頂きました。IMG_5714
今回、実習用の木地としてご用意したのは、昨年と同じく“桐箪笥のまち”として知られる新潟県加茂市で製作して頂いた、桐の薄い無垢板の特製マウスパッドです。
桐は、湿度が高いと膨らみ、乾燥すると縮むという性質を持ち、古くから大切な衣類を守る箪笥の材料として親しまれてきました。また、やさしい木肌のぬくもりと、どこか上品な木目も魅力のひとつです。そんな桐は、一見すると穏やかで控えめな素材ですが、ひとたび色を乗せると表情がぐっと変わる、とても奥深い木でもあります。
今回の実習では、その繊細な変化を、学生の皆さんに実際に手を動かしながら感じて頂きました。
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刷毛の使い方、塗料の含ませ方、拭き取りの加減ひとつで表情が変わるのが、木工塗装の面白さです。
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同じ材料、同じ塗料を使っていても、仕上がりにはそれぞれの個性が表れます。皆さんが真剣な表情で木と向き合い、少しずつ仕上がっていく様子が印象的でした。IMG_5776
また、講義の中では、これから空間デザインの世界へ進んでいく皆さんに向けて、実際の現場で役立つ視点もお伝えしました。
たとえば、家具や内装材の仕上げを考えるとき、見た目のイメージだけでなく、用途や耐久性、メンテナンス性、発注時の伝え方まで含めて考えることが大切です。
デザインと施工、その間をつなぐ知識として、木工塗装の理解はきっと今後の実務にも役立ってくれるはずです。
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画像引用:江東区HP
セミナー後には、同じ森下文化センター内にある常設展示室「工匠館(たくみのやかた)」も見学しました。
工匠館は、江東区に受け継がれてきた伝統技術や、その背景にある歴史・道具・仕事の世界を紹介する展示施設で、森下文化センター2階に設けられています。館内では、区の無形文化財保持者が手掛けた工芸品をはじめ、職人の技を支える道具類や、原寸大の仕事場の展示などを通して、ものづくりの現場を身近に感じることができます。
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また、森下文化センターから徒歩10分くらいの場所にあるニシザキ工芸塗装スタジオもご覧頂き、実際の製品や現場の仕事にも触れて頂きました。
図面やイメージだけでは分からない、実物ならではの質感や納まり、そして職人の手仕事の積み重ね。そうしたものを五感で感じてもらうことで、家具塗装や特注家具への理解がさらに深まったのではないと思います。
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写真:講師陣の面々
毎年この時期に、東京デザインプレックス研究所の学生さん達をお迎えして行う家具塗装セミナー。
今年もこうして開催することができ、大変ありがたく思っております。
空間デザインを学ぶ皆さんにとって、今回の経験が“仕上げ”を考えるきっかけとなり、今後の学びや仕事の中で少しでもお役に立てましたら幸いです。

ご参加頂いた学生の皆様、誠にありがとうございました。
これからのご活躍を、スタッフ一同心より応援しております。

【家具塗装セミナーのご案内】
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弊社ではご要望に応じて不定期に、インテリアを学ぶ学生さんや設計者様・デザイナー様などに向けて塗装セミナーを開催させて頂いております。

木工塗装の事をもっと知って頂きたい
住宅や店舗のインテリアを構成する要素の一つに「塗装」があります。
実は塗装というのが重要な構成要素の一つで、塗装の仕上がりの良否で空間の印象が大きく左右されるものです。
空間作りの際、十分な塗装の知識(塗装の種類、塗装方法、塗装の発注の仕方など)が“ある場合”と“無い場合”とではやはり成果に差が出てくると思います。
しかしながら、裏方の仕事である塗装について学ばれる機会は少ないですよね。
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弊社では皆様により塗装の理解を深めて頂き、ご満足して頂ける空間作りのお手伝いが出来たらと考えております。
当セミナーは講義と実習を交え、とりわけ木工塗装や家具塗装についての理解を深めて頂く内容となっています。

当塗装セミナーについては弊社ホームページよりお問い合わせ下さいませ。


最後までお読み頂きありがとうございました。
それでは次回もお楽しみに


●ニシザキ工芸株式会社塗装部HP
https://tosou.nishizaki.co.jp/

●特注家具・ニシザキ工芸株式会社HP
https://www.nishizaki.co.jp/